

2022年5月26日
私が思う広島大学に入学してよかった!〜広大が志望校じゃなかった学生編〜
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
新生活、授業、サークル探しなど、ウキウキした気分で毎日を過ごしているのではないでしょうか?
私が1年生の頃は、その真逆でした。どん底から始まった大学生活。
そんなことは今だからこそ笑って話せます。
今日は、「私が思う広島大学に入学してよかった」をご紹介しようと思います。
挨拶が遅くなりました、修士2年生のありすです!!
これでも広大生活6年目です。簡単に自己紹介をしておきますね。
名前:ありす
出身:広島県
学部・学年:人間社会科学研究科修士2年(広大6年目(学部は教育学部でした!))
入学:後期試験入学
サークル:ESS
バイト:ホテルフロントなど
結論からお話しますと、実は広大は志望校ではありませんでした。第何志望にも入っていません!笑
もともと、広島県外の国立大学にどうしても行きたい大学と学部がありました。
そこに前期でどうしても受かりたくて、全く志望していない広大を後期におけば意地でも受かるだろうと…おバカですね笑笑
後期を宝くじのつもりで受けに行って合格したものの、本当は広大に行くつもりはなく、浪人をするつもりでした。
しかし、親からの強い説得があり、渋々広大に入学することとなりました。(広大を志望している人本当にごめんなさい!!)
志望していない大学・学部に入っただけに、それはもうどん底のどん底。
幸い友達はできたものの、周りの友達が学びたいことを楽しそうに学んでいる姿を見て羨ましくて、、
いつも授業中口を尖らせているような、私はそんな新入生でした。
「編入学や転学部は考えなかったの?」と思う人はいると思いますが、私もそれは考えました。
まず編入学は、行きたい大学の受験条件である必須単位が当時広大では取れなかったので、すぐに諦めました。
転学部はしようかと何度も支援室に行きました。私に留学に絶対に行きたいという思いがあったこと、親からの4年で大学卒業してほしいという条件が重なり、転学部も難しいという判断をしました。
そのため、学業面では精神的に辛い4年間を過ごしていました。
じゃあ、なんでそんないやいや広大にきた私が、広大に入学してよかったと思っているのか?それを次にお話しようと思います。
まず、広島大学は総合大学なので学生数が多いです。
特に1年生の前期は、広島市内のキャンパスの人も、東広島キャンパスの教養の授業を一緒に受けていることもあるので、本当にいろんな人と出会う機会があります。
私の経験からすると、1年前期が出会う一番の勝負ですね!!(恋愛は1年前期だけじゃなくて、タイミングですよ笑)
サークルもそうですが、サークル以外にも学生と出会える場がたくさんあります。
ぜひ、もみじは常時チェックして情報を集めておくことをお勧めします!
あとは、とにかく広大生は人がいい!!(広大生だけじゃなくて、東広島の人も優しい人が多いです)
いろんな先輩がよく私に言ってくれた、
「私に恩返ししなくていいから、後輩に同じようにしてあげて」
という言葉が今でも忘れられません。
困った時には嫌な顔一つせず助けてくれたり、悲しいことがあった時には励ましてくれるような、優しい人が多いです。なんでこんなにいい人が多いのか、何度もそう思いました。
いつも周りに支えてくれる存在が広大にはたくさんいたからこそ、私が学部4年間広大で過ごしていられたんだと思います。
それが一番の理由ですね。
広大(東広島キャンパス)は、正直田舎です。
最寄り駅まで徒歩1時間かかるし、広島市内まではさらに1時間くらいかかるし、栄えた場所から少し離れるとおじいちゃんおばあちゃんばかり…そんな町です。
「広島大学は田舎か?」の記事はコチラ↓
でも、だからこそ若い学生の力がいつも求められています。
私の周りには、起業をしている人や、自治体と一緒にお仕事をしている人、広大から遠く離れて東広島の町に住んで地域を盛り上げようとしている人、地域のイベントを企画運営している人…
東広島の地で活躍している人がたくさんいます。
私も、こうやってライターをしていたり、地域の観光PR動画を作成したり、地域在住の外国人の支援団体に入ったり、地域に根付き入学した時には考えてもいなかった貴重な経験をしています。
自分で情報を集めて積極的に活動をすれば、私たち学生を求めている人はとてもたくさんいて、自分の可能性が幾分にもひらける東広島に広島大学があります。
今はコロナでなかなか留学を考えられない人は多いかと思いますが、広大はもともと留学プログラムがかなり豊富で、留学しやすいと思います。
大学1年生では、留学が初めてな学生のはじめの一歩「STARTプログラム」という短期留学プログラムがあります。
単位認定もされるし、大学から奨学金も出るのでかなり安い費用で留学することができます。(今はコロナで海外の渡航ができないので、「e-START」というオンライン留学のプログラムに変更しています。)
「STARTプログラム」ついての記事はコチラ↓
単位認定される語学の短期留学、長期の留学HUSA・AIMSプログラムなど、プログラムが豊富です。
留学生もたくさんおり、望めば交流する機会も十分にあります。
また、広大はターム制(4クオーター制で1タームごとで、1つの講義の単位がまとめて取れる)の授業形式なので、留学が時期を気にせずしやすいと言われています。
学部によっては、「1年間でこの単位を絶対取らないといけない!」ということはなく、4年間で全ての単位を取りきればいいという学部が特に文系には多いです。
そのため、私も半年ベトナムに滞在していましたが、休学せず4年で学部を卒業しています。
国立大学なので、もちろん休学をする場合は学費はかかりません。
あとは、空港が大学から1時間ほどで行けるのでその点でもGoodです!
気軽に留学への扉を開けやすく、その後もお金や授業を比較的気にせず長期留学への発展もしやすいところが特徴です。
今回は、「私が思う広大に入学してよかった」をご紹介しました。
広大が志望校ではなくて広大に入学したみなさん。広大に絶対残らないといけないというわけではありません。
しかし、もし残ると決めたのであれば、ぜひ今ある環境の中で、自分がやりたいことやできることを探してみてください。
逃げなければ成功しても失敗しても学べることしかありません。必死で頑張ったことは、後悔ではなく経験にしかなりません。
きっと、満足した気持ちで卒業を迎えられるはずです!
充実した大学生活をお過ごしください!!
おしまい。
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2022年5月23日
【広島大学の若手研究者】コウモリの超音波センシングの運用法
プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤
今回お話を聞いたのは
広島大学 大学院統合生命科学研究科 助教
山田 恭史 さん
口と両耳、小さな脳での3次元空間把握能力を研究
数理学・動物行動学・工学にわたる包括的な視点で再現
子どものころからモノ作りと生き物が好きだったことから、同志社大学工学部へ進学し、主にコウモリの行動パターンから障害物を回避するときのナビゲーションを研究していました。コウモリを初めて捕獲しに行ったとき、暗闇の洞窟の中で無数のコウモリがぶつかることなく飛び回っている様子に衝撃を受けました。コウモリは自ら発するパルス(超音波音声)に対するエコー(反響音)を使って、周囲の環境を把握する「エコーロケーション」で飛んでいます。視覚は退化しているので、発信器となる口、受信器の両耳、そして小さな脳だけで3次元空間を定置しています。そんなコウモリの能力、超音波のポテンシャルの高さに感動しました。それが私の研究の出発点です。
超音波センサを搭載したドローンを用いて、飛行中にポール(障害物)認識テストを行う様子
コウモリは右に曲がりたいときは、右の方向に超音波パルスを打っています。行きたい方向へ超音波パルスを放射し、進む方向を変化させています。私はこのパルス放射方向を「音の視線」と呼んでいます。この音の視線制御のルールと障害物を避ける制御を数式化した「コウモリ模倣ナビゲーションシステム」を自律走行車に搭載して、有用性を検証しました。コウモリ由来の音の視線制御がない場合は、走行経路のばらつきや障害物への衝突が増えました。つまり、コウモリの音の視線の使い方は、確かに理にかなっていたのです。
そして今、ドローンにこのシステムを搭載し、実機検証をしています。ドローンは飛行ノイズが大きく、超音波システムと相性が悪いと言われてきました。しかしコウモリは100匹単位で生活し、音がたくさんある混信環境で生きています。つまり、自分の声だけ聴き分ける能力、ノイズに強い能力があるということ。そこに可能性を見出し、実証実験を重ねています。
世界中の研究者が敬遠するドローンと超音波ナビゲーションの運用。これを、コウモリと同様に1送信器(スピーカー)、2受信器(マイクロフォン)、そして小さなコンピューターを搭載し、コウモリを模倣した方法から障害物を回避できるナビゲーションで実現できたら世界でオンリーワン! まもなく完成です。
自作の計測用マイクをはんだ付けで修理する様子
昨年の東京オリンピックの開会式で、ドローンが上空で隊列を組んで飛ぶ様子が話題になりました。私は美しく隊列したドローンよりも、コウモリのようにごみごみとした環境を一見無秩序に飛び回るのを見てみたい、再現したいのです。それぞれが好き勝手に動いているけど安全を保つなんて、すごいシステムだと思いませんか。
将来の夢は、コウモリと一緒に暮らせるほどのロボットを作ること。皆さんにもぜひ、機会があれば洞窟でコウモリの能力を感じてほしいです。
※プレスネット2022年5月26日号より掲載
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2022年5月18日
コロナ世代の大学生へ!コロナ前の大学生活はどんなだった?
まだまだコロナは終わりが見えませんね。
コロナが始まって、生活スタイルが良いようにも悪いようにも変わった人がほとんどだと思います。
今の大学3年生まではコロナが始まってから大学に入学しているので、本来の大学生活がどんなだったか知らない人も多いんじゃないでしょうか?
そこで今回は、「コロナ前の大学生活」についてご紹介します!
コロナが終わることを見据えて、本来の大学生活がどんなものなのかを知ったり、大学4年生以上は「あったな〜」とコロナ前の大学生活を懐かしむこともできる記事かと思います!!
授業や就活など対面以外考えられませんでした!
オンラインなら画面さえとりあえずつけておけばいいですが、対面だと毎日が遅刻や欠席との戦いでした。
特に1コマはもちろんのこと、雨などの天候によって欠席率が高い傾向にありました。
冬の授業になると寒さで外に出てこれず、「あれ?同級生こんな少なかったっけ?」となることもざらです。冬の1コマは論外です。
私はいかにギリギリに起きて、授業開始の時間ぴったりに教室に入れるかの戦いをしてました!
対面授業では、学生証のタッチが出席の証拠になることも多く、「ピ逃げ(学生証をタッチだけして授業に参加しない)」をする学生もたくさんいました。
みんな一度はやったことがあるという人も多いのではないでしょうか?
就職活動は、今はオンライン面接やオンラインでインターンなども多いと思います。
コロナ前はもちろん全て対面で行われていたため、インターンや面接があるたびに、東京や大阪など都会へ出向く必要がありました。
交通費が出る会社もありますが、出ない会社もあったので、就活前に必死でバイトをしてお金を貯める日々でした、、
できるだけまとめて行けるように、面接日やインターン日の調節に苦労しました!
それから、大学のキャリアセンター主催で、1泊2日の東京・大阪で行われる大規模合説に行く安価のツアーも組まれたりしていました。今はもうそんな発想もないですよね。
新歓時期はどこもかしこも大騒ぎ!
部活・サークルの新歓と学部の新歓の2タイプありました。
まず、部活・サークルの新歓について。
入学式当日から新歓は本格スタートします。入学式会場には多くの先輩が集まり、会場に入る新入生の列にビラを必死に渡し続けます。
アイドルを空港で出待ちしているファンそのもので、なだれが起きないようにコーンで新入生ゾーンと新歓ゾーンが分けられていました。
こんな感じです↓ もう、新入生も在校生もみんな大変でした笑
また、4月といえば、先輩からの奢りで食費が賄える新入生のラッキーマンスでした。
毎日のようにいろんな部活サークルの新歓があり、ご飯会が一緒にあります。なので、毎日どこかの新歓で無料飯を食べ歩いていた人は多いはず!
正直1ヶ月の食費ほぼかからなかったですね。
もう一つは、学部の新歓について。
大体の学部・学科では、4月に2年生と1年生合同のオリキャンと呼ばれる、オリエンテーションのような新歓があります。(工学部はありません。)
2年生が1年生に大学生活がしやすくするために、学部内で小さなグループに分かれて仲間作りが目的で行われます。
学科によっては、1年間ずっとそのグループで活動があったり、2年生が1年生の中に潜りとして入って1ヶ月間1年生のふりをし続けるなど、少し変わった学科もあります。
新歓関係なく、4月はいろんな学科で2年生の潜りがたくさんいましたね!!
1年生だったときの私は本当にびっくりしたけど、すごく面白かったです!
人生の夏休みと言われる大学生は、もちろん勉学も忙しいのですが、上級生になってくると単位もある程度取り終わり、自由に使える時間も増えていきます。
そのため、何か理由をつけてよく飲みが開かれていた覚えがあります。
今はどうなんでしょうか?
大学の周りの居酒屋は深夜まで開いているので、その後カラオケや誰かの家で宅飲みをして、オールで次の日大学の授業を受けにいくこともやっていました。
あの時は若かった!
研究室に所属するようになると、先生も含めて懇親会や送別会など居酒屋などで飲みをしていました。
それから、平日など曜日関係なく旅行に行けるのも大学生の特権!
1、2週間前に計画して弾丸で海外旅行!なんてこともやったりしていましたね。対面授業が基本だったこともあって、よくみんなが授業前にいろんな場所のお土産を配っていたりしていました。
海外で言うと、留学なども簡単にできる時代だったので、コロナでやめましたが、単位取り終わったら弾丸で3ヶ月くらい留学もしようとしてました笑
コロナ世代の大学生は、マッチングアプリでの恋愛がもはや当たり前化しているんじゃないでしょうか?
コロナ前までは、どちらかというとマッチングアプリなどのオンラインでの出会いは敬遠されがちだったので、リアルで恋愛をしていた人が多かったです。
もちろん、サークル内・学科内での恋愛もありました。
それが難しい人は、他大(女子大が多い)の学祭に行ったり、相席屋やクラブなどの飲み屋に行ったり、合コンを組んだりして出会いを求めている人もいました。
社会人と付き合っている人もいましたが、基本的には学生同士の恋愛が多かったですね。
デートの仕方や付き合った後のことは大体同じですが、出会い方が今とは違っていました!
コロナ前の大学生活を見てみて、いかがでしたか?
共感する部分や羨ましいと思う人もいると思います。
逆にコロナになってよかったのかもしれないと思うところもありますよね。
ポストコロナではどうなるかは分かりませんが、参考の一つになるのではないでしょうか?
楽しんで読んでいただけていたら嬉しいです!
おしまい。
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2022年5月16日
大学生のうちにしておくと良い経験②〜勉学編〜
みなさんこんにちは!
今回は、「大学時代にしておくと良い経験!」について第2弾をお話ししていきます!
前回の第1弾は私の独断と偏見にまみれたお話をしてきましたが、今回は私の周りにいる社会人の知人・友人から聞いた「大学時代にしておくと良い経験!」をお伝えします。
それは、前回の最後に予告していた通り「勉学」です!
頭の中が「???」となりましたか?私はなりました。
いやいや、勉学なんてwww
そんなの一番ありえないんだけど…。
ブラック企業に入ってしまって精神状態がよくないのか?
などなど、様々な声が聞こえてきそうです。
そんな話は聞きたくないし、どうせ嘘に決まっていると思いながらも周りの知人・友人に聞いてきた話をみなさんにお伝えします。
まずはAさんのお話です。
「大学時代にもっと語学の勉強をしておけばよかった!」
というのがAさんの後悔(?)でした。
もっと必死に語学を勉強しておけば、もっと世界が広がったと感じているということでした。Aさんが就職した企業は「語学が必須」という訳ではないようですが、「語学が堪能であればキャリアが広がる」という企業だそうです。
今後、会社が海外展開を積極的に行う決定をした際に語学が堪能であれば、海外でのキャリアを歩めたかもしれないと話していました。
私は「いやいや、今からでも勉強したらいいのでは?」という疑問を投げかけました。
Aさんは「勉強はしているけれど、学生時代ほど時間が取れないため成長速度が鈍いと感じる」と言っていました。
続いてはOさんのお話です。
「学生時代にもっと様々な分野に対して勉強をしておけばよかった。」
というのがOさんの後悔でした。
続けて、
「情報社会となった今の時代、インターネットで簡単に情報を集めることはできますが、どの情報が正しくてどの情報が間違っているのかなど取捨選択が迫られます。
大学にいればその分野の最先端の情報に触れることができ、その分野に詳しい教授の話を聞くこともできます。
興味・関心を持った分野に対して勉強することはもちろん、その分野に近しい分野に関しても知見を深めておけばよかったというのが後悔です。勉強だけに没頭できるのは学生の特権なので、自分が学生に戻れるのであればもっと様々な分野に対して積極的に勉強していたと思います。」
というお話もしてくださいました。
先ほどのAさん同様に「学生時代には時間があった」というお話でした。学生の私たちにとっては当たり前のようにある「勉強する時間」は社会人になるとなくなってしまうようですね。
ここまでは私の知人・友人の話をしてきました。
しかし、「世の中全体として学生時代に勉強しておけばよかったと思っている人はどれくらいいるのだろう」という疑問が残りますよね。
そこで今回はマイナビニュースから「約7割が「大学でもっと勉強すればよかった」と後悔 – どんな勉強が必要?」というタイトルの記事を引用してきました。
(引用先:https://news.mynavi.jp/article/20130912-a073/)
この記事によれば、大学でもっと勉強しておけばよかったと思うことがあると回答した人は65.8%にものぼります。
また、理由としては「語学力が必要」「専門分野で必要」「もっと環境を利用すればよかった」「時間があったから」などが挙げられていました。
語学力が必要と回答した人の理由としては、「海外の顧客とやり取りをすることがある。」「英語の勉強をしていれば就活の選択肢が広がった。」「社会に出ると英語を必要とされる機会が年々増えている」などが挙げられていました。
専門分野で必要と回答した人の理由としては、「会社の業績指標を見る際に経済学の知識があるかないかでは大きく見え方が違う」「データ処理などで統計学を学んでおけばよかったと思う」などが挙げられました。
他にも様々な理由が挙げられているので興味のある人はぜひリンク先のマイナビニュースをご覧ください。
今回の記事はいかがでしたか?
この記事を書き始める前までは、「私の知人・友人には変な人が多いのかもしれない。学生時代に勉強しておけばよかったと言い出すなんて…。」と思っていましたが、調べてみると学生時代に勉強しておけばよかったと思っている人が約3人に2人もいるということで安心しました。
私の周りの知人・友人は変な人ではなかったということですね!
学生の私たちにとっては苦痛でしかない勉強も後になって振り返ると勉強できることのありがたさに気がつくようです。今回の記事を書いたことで「私は今の環境を活かしてしっかり勉学に励もう!」と思いました。
みなさんの中にも「勉学に励もう!」と思ってくれた方がいるととても嬉しいです!
一緒に頑張って勉強しましょう!!
次回も「大学時代にしておくと良い経験!」をお伝えしようと思います。第3弾は、周りの学生と差がつく経験についてお伝えするので楽しみにしていてください。私が経験しておいてよかったと胸を張れる経験も出てきますよ!
おしまい。
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2022年5月15日
大学生活であったら意外と便利だったもの8選
みなさん、大学生活は充実していますか?
入学する最初にいろんなグッズ集めたつもりが、何かとちょこちょこと買い足すこと多いですよね…(一人暮らしだと特に!)
私は6年間学生をしているのですが、その中で今回は、入学当初では気づかない「大学生活であったら意外と便利だったもの8選」をご紹介しようと思います!
ソファと聞くと、「机はこたつだから冬には邪魔になる」「家にあったらかさばる」など一人暮らしには必要ないイメージですよね。
私も入学当初はソファはいらないと思って買っていませんでした。
大学3年生になって家に人を呼んでのんびりすることが増えて、ソファを買ったのですが、これが意外と良かったんです!
私が買ったおすすめソファはこちら↓(私はナフコのものを買いました。)
2人ギリギリ座れるもので、ちょうどこたつ机と同じくらいの幅で、床に直接おくタイプのものです。
ソファは椅子のようなしっかりしているもののイメージでしたが、こたつ派にも使えてかつ幅をとらないので、一人暮らしの狭い部屋にもぴったりでした。
さらにリクライニングできたり、ベッドとしても使えるので、一人でのんびりしたいときに本当に楽ちんです。
これを買ってからはお家でのパソコン作業や課題がしやすくなりました。
姿見は入居のタイミングで買う人もいると思います。まだ買ってない人は必見です!!
大学生になると、私服で大学に行くのでおしゃれをしたいという人も多いですよね。
私は入学当初、姿見を持っていなかったので、洗面台の前でぴょんぴょん跳びながらファッションチェックをしていました。本当に時間の無駄でした。
姿見があれば、朝の忙しい時間にぱぱっと、今日のコーデの確認ができます。
あとは、自分の体型チェックもできるので、ダイエットをしている時には便利です。
私は、一人暮らしを初めてすぐに部屋干しに変えた、完全部屋干し派です。
理由は3つ。
・家が自然に囲まれていて虫が多いので、服につくのが嫌。花粉の季節は花粉が服につく。
・干している洗濯物が外から丸見え。
・雨の日など急な天候の変化への対応が面倒。冬は干すのが寒い。
最近の洗剤は部屋干しでも服が臭くならないので、同じ悩みを抱えている人はオススメです。
外干し派の人でも、雨の日は部屋に干しますよね。
そんな時に、物干しスタンドがオススメです。
こんなのです↓
突っ張り棒のような感じで上に吊り下げて干すのも場所を取らなくて良いですが、落ちできそうで怖いので、私はスタンドタイプを使っています。
使わない時は折り畳んで置けるものも多いので、干さない時にはしまっておけます。
思ったよりたくさんの量の洗濯物が干せるので、まだ持っていない人は一度購入を検討してみるのも良いかもしれません。
通学用バッグでリュックサックを使っている人は多いかと思いますが、大きめを買うことをオススメします。
大学生になると友達同士で旅行に行く機会もたくさんあります。
家族と旅行に行く時は、のんびりキャリーバッグで旅行していたんじゃないでしょうか?
とにかく安さを求める大学生の旅行は、そう呑気にはしていられません!
駅まで走ったり、いくつかの地域を1回の旅行でまわったり、大きい荷物を持ったまま移動することが多いです。そんな時に、キャリーバッグをゴロゴロとしていたら置いていかれます!!笑
私の周りには、1泊や荷物をたくさん持ちたくない旅行の時は、大きめのリュックサックで行く人が多くいました。(バッグパッカー用じゃないです!)
日常使いもできるし、旅行にも使えるし、意外と万能です!!
特に女子大生は、お出かけの時はブランドもののバッグを持つ人多いのではないかと思います。
でも、大学生といえば「飲み」です!!飲み以外でも新歓などご飯会をする機会も増えます。
先程の旅行などの時はブランドバッグでも良いかもしれませんが、ちょっと近くの居酒屋に飲みに行ったり、ご飯を食べに行ったりする時には汚れる可能性があるのでもったいないです。
財布と携帯とハンカチぐらいが入るサイズの普段使いのバッグを持っておくと、便利です。
もちろん大事な予定にはブランドバッグ持っていきますけどね笑
そんなこんなで追加のカバンを買っていたら、家がカバンだらけになってしまいますね。
床に置くのもほこりがたまるし邪魔だし、クローゼットにも入れるところがないし…
と悩んでいる人には、カバン掛けが便利です。
よく見かけるポール型のカバン掛けも良いのですが、私は無印の3連ハンガーをオススメします!
ピンを壁に刺すものですが、あまり穴が大きくならないようになっているので、賃貸でも使っている人が多いです。
フックが一つだけのものもあるので、必要に合わせておうちをコーディネートできます。
「プリントは学校のコピー機でするし要らない」と持っていない人もいると思います。
大学の課題なら学校のコピー機を使用すれば良いかもしれませんが、デジタル化の時代、あまり大学関連でコピーする機会はありません。
その代わり、バイトや就職活動など学外の活動で、本人確認書類などのスキャンをする機会が多いです。
わざわざ大学やコンビニまで行ってスキャンをするのが面倒だったので、プリンターを買いました。
私の場合は、コンビニのコピー機に学生証をたびたび忘れていたので、その度に取りに行くのも億劫になりました!!!
忘れっぽい人もオススメです!
ゴミ箱を買う人がほとんどかと思いますが、私は6年間ゴミ箱を結局使いませんでした!
ゴミ箱のゴミ袋を変えるのって意外と面倒だし、時々汚れて掃除するのも大変。蓋があるとゴミを入れにくい…と思っていました。
私と同じような面倒くさがりの人には、ゴミ袋ホルダーがオススメです。
百均などに売っているので安価に買えて、キッチンなどの扉につけておくだけなので、取り替えも楽ちんで場所もとりません。
簡単に取り外しできて捨てられるので、生ゴミ用に買うのも良いですね!
便利グッズを買うと、きっと大学生活がもっと豊かになるはずです!
安価なものが多いので、ぜひ一度試してみてください!
おしまい。
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2022年5月14日
大学生のうちにしておくと良い経験!①
気がつけばもう5月になりましたね。
新入生は大学生活に慣れてきた頃でしょうか?
学年が上がった皆さんは環境の変化に慣れてきた頃でしょうか?
(大学生は学年が上がってもあんまり変化ないですけどね笑)
少し日常に慣れてくると、「もっと刺激的な日々を送りたい!」と思うようになりませんか?
私が大学生活に慣れた頃は刺激的な日々を送りたいなと思っていました。
そこで今回は大学生活に刺激をくれる経験について、「大学時代にしておくと良い経験!」についてお話ししていきます!
(※私の独断と偏見にまみれた紹介となりますのでご容赦ください。)
それでは早速いきましょう!
大学生活を彩るのはやっぱり「部活・サークル」です!
色々な人から「部活・サークルの仲間は一生の付き合いになるよ!!」と言われませんか?
私にはまだ「一生の付き合い」になるかはわかりませんが、大学生活に彩を与えてくれる人たちと出会えたことは間違いありません!
・仲間と一緒に旅行に行く
・仲間と一緒に飲み会をする
・仲間と一緒に本気でサークルに打ち込む
などなど、大学生活の中心にはサークル活動があります。
同じサークルで付き合う広大生も多いという話を聞いたことがあるような、聞いたことがないような…。実際に私の周りには付き合っている人が……..
いました!!!!
わー!!!(//∇//)
いやー、同じ時間をともにすることも多いですし、本気で何かに取り組んでいる姿を見ると惚れてしまいますよね!
おっと、話が逸れてしまいましたね笑
話を戻して、続いての「大学時代にしておくと良い経験」についてお話ししていきましょう。
続いてのおすすめは「アルバイト」です。
こんなところでおすすめすることでもないかなと思いましたが、大学生活を語る上でアルバイトは外せないですよね!
今回は、「色々なアルバイトを経験するといいよ!」というお話をしようと思います。
みなさんの頭の中には「なぜ色々なアルバイトをすると良いの?」という疑問が浮かんでいるかと思います。
まずはその疑問にお答えしようと思います!
「就職先を選ぶときの指標が増える!」
私がアルバイトを選ぶときに就職活動のことを考えていたのかというと、答えは「No」です。
ただ、色々なアルバイトを経験していたことで自分がどんな職場でどんな仕事をしたいのかがわかるようになりました!
具体的には、長続きしている職場とすぐに辞めてしまった職場の違いを考えるようにしましょう。
・職場に仲の良い人がいる職場は長続きだった
・時給が良い職場は長続きだった
・直接人と関わる仕事は長続きだった
などなど、どのような職場であれば長続きするのかを考えることで就職活動の際の指標になります。あまりこのような考え方をする人は多くないかもしれませんが、ぜひ活用してみてください!
「色々なアルバイトをする」という話とは少し離れてしまいますが、バイト仲間ができることもアルバイトをすることの魅力です。
東広島ではなく、広島市内でアルバイトをすれば他大学との交流も生まれます。他大学との交流が生まれることで様々な人たちの価値観に触れる機会が生まれることも大きな魅力です。
東広島でのアルバイトだけではなく、広島市内のアルバイトも視野に入れて探してみるといいかなと思います!
本当は1回にまとめて記事を書こうと思っていましたが、まだまだたくさんおすすめの経験があるので次回も同じテーマで書いていこうと思います!
少しだけ次回の予告をしておくと、「勉学」「課外活動」「趣味」などについてお話しする予定です。
ちなみに「勉学」に関しては、私の意見ではなく私の知人・友人の社会人がよく言っていることです。私も信じ難いですが本当に多くの知人・友人が「もっと学生時代に勉学に励めばよかったー!」と言っています。なぜ勉学なのかなどについても聞いてみたことがあるのでみなさんにもお伝えしますね!
それでは次回も楽しんでいってください!
おしまい。
<<オススメ記事>>
2022年3月28日
【広島大学の若手研究者】喜界島・奄美大島の方言を研究
プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤
今回お話を聞いたのは
大学院人間社会科学研究科 准教授
白田 理人 さん
一語一語をていねいに収集し分析
言語を記録保存し継承をサポート
大学の学部3回生のときに、沖縄県の宮古島の方言データを分析する授業があり、同じ日本国内なのに、共通語と大きく異なる言語が話されていることに衝撃を受けました。その授業がきっかけで、鹿児島県の奄美群島から沖縄県にかけて話されている琉球(諸)語に興味を持ちました。
喜界島北部での方言調査の様子
鹿児島県の喜界島の伝統的な方言についてフィールドワークによる調査・研究を行っています。喜界島の方言は、文字化した資料などの先行研究が少なく、まず言語の全体的な特徴をつかむことから始めました。
喜界島の人たちは、60歳代以上の人しか伝統的な方言を話しませんが、その人たちも共通語と使い分けて話しています。そのため、聞き取り調査では、できるだけ普段通りの方言で話してもらうよう心掛け、聞き取った言葉に対しては、一つずつ「なんと言っています
か?」「意味は何ですか?」と確認しながら一語一語ていねいに収集・記録していきました。
言語を記録していくには、語彙(語形と意味・用法)、文法(言語の仕組み、法則)、テキスト(自然な会話の資料などを文字化したもの)の3つの柱が大切です。そのことを念頭に入れながら調査を進めてきました。自分で教科書を書きながら語学を勉強しているようで大変でしたが、母語話者が無意識に使っている言葉に、法則を見つけ出す瞬間があり、興味深い経験ができました。
喜界島は人口約6800人、面積は約57平方キロの小さな島です。それでも北部と南部の集落では、言い表し方やイントネーション、母音の使い分けに違いがあります。例えば、一人称複数形の「私たち」について、北部の集落では、会話に出てきた人物と話し手をまとめて一つのグループとして会話に導入するための「アリワーキャ」という表現が見られます。また、北部と南部では、疑問文末のイントネーションに違いが見られます。集落間の交流が少ないと、言葉が集落ごとに独自に変化することが示唆されます。
喜界島南部での方言調査の様子
現在、世界で消滅の危機に瀕している言語は、日本のアイヌ語や、私が研究している琉球列島の言語を含めて2500あると言われています。そうした言語・方言の研究は、失われつつある人類の言語文化の多様性を記録保存する意味で、大きな社会的役割を担っていると思っています。
言語の消滅を防ぐためには、継承も大切になります。喜界島では、方言を聞いて分かる世代は主に40代以上で、30代以下になると、理解できない人が増えています。研究の成果を公民館の方言講座などで、地域に還元できれば、と願っています。
※プレスネット2022年3月31日号より掲載
\オススメ記事/
2022年2月22日
【広島大学の若手研究者】「魔術的リアリズム」が村上文学の特徴 翻訳文体で海外の読者に人気
プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤
今回お話を聞いたのは
大学院人間社会科学研究科 助教
ダルミ・カタリン さん
村上春樹文学を研究
ハンガリーの大学生だった2007年、村上春樹の「羊をめぐる冒険」のハンガリー語訳が出版され、読んでみて面白いなと思ったことが、村上文学を研究する動機になりました。読みやすかったことが、面白さに結び付きました。
二つあります。一つ目は外国人には読みやすい文体であることです。春樹は、最初に英語で書き起こして、日本語に置き換えていくという翻訳文体が特徴です。このため、自分の叔父のことは、日本語なら「叔父」という言葉で表しますが、春樹の作品では、叔父が「彼、彼」という言葉になって紡がれます。英語では、叔父のこともHe(彼)と表現しますから、日本人には難解でも外国人には普通に読めるのです。
二つ目は比喩表現の巧みさです。例えば、上から目線の怖い感じの話し方を、春樹は「手袋で机の上のほこりを払うようなしゃべりかただった」と形容します。このうまさは春樹ならではです。もう一つ付け加えると、物語の面白さの裏側に、深いテーマを散りばめたストーリー構成も春樹作品のだいご味です。
現実的な要素と非現実的な要素を織り交ぜて、合理的ではない離れた視点から、合理主義の現実を捉え直す手法です。欧米では、文学研究に広く用いられてきたキーワードで、私は春樹文学に出合ったことで、彼の作品の特徴である魔術的リアリズムを追究するようになりました。
日本と海外の読者によって魔術的リアリズムの捉え方が異なってくることです。例えば、「海辺のカフカ」という作品には、別世界を行き来する生き霊が登場します。海外の読者から見ると、生き霊は合理主義と離れた感覚ですが、日本の読者からすると、お盆には先祖の霊が帰ってくると言い伝えられているように、生き霊は、日常の合理主義の範囲でもあります。読者の視点を意識すると、英語と日本語で論文は異なってきます。
文学作品は、読み方の視点を変えるだけで、調べることがたくさん出てきます。毎日、新しいことを勉強できるのがだいご味です。難しさは、共同研究ができる理系と違い、文学研究は一人だということ。行き詰まったときも、自分一人で乗り越えないといけませんからね。
日本で学んできた研究成果を母国(ハンガリー)に還元することです。将来的には、ハンガリー語で春樹作品を含めた日本文学のことを紹介するのが夢です。もう一つは、「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙耶香さんら日本の女性作家にも興味があり、春樹作品以外にも研究領域を広げていきたいと思っています。
ダルミ・カタリンさんおすすめ村上春樹作品ベスト3
1.『海辺のカフカ』(2002)
「僕らの責任は想像力の中から始まる。」15歳の主人公は、父親にかけられた呪いから逃れるために四国に渡る。夢と現実の境界線が曖昧な物語世界に猫と話せる老人や生き霊など、村上ワールドの不思議な登場人物たちが次々に登場する。読者の想像力をかき立てる一冊。
2.『羊をめぐる冒険』(1982)
「鼠三部作」の第3部に当たる長編小説。アメリカでは村上春樹のデビュー作となり、広く知られている。ハードボイルド探偵小説を想起させるようなストーリーで、初期の村上春樹作品の魅力を味わえる一冊。
3.『女のいない男たち』(2014)
恋愛をテーマにした近年の連作短編小説集。中には昨年映画化された「ドライブ・マイ・カー」も収録されており、幻想的な作品が苦手な読者にお勧め。
※プレスネット2022年2月24日号より掲載
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2022年1月27日
【広大新入生必見】広島大学生のための物件探し!
これから広島大学に入学予定の新入生の皆さん!初めまして!
憧れの大学生活、充実した4年間にしたいですよね。大学調べをしていると、どんなバイトをしよう?どんなサークルに入ろう?とワクワクした妄想が膨らむはずです。
そんな楽しい大学生活を送るために、入試と同じタイミングで少しずつ考えないといけないのが、物件探しだと思います。
物件探しはタイミングです!!
4年間の大学生活のためにお気に入り物件を見つけたくないですか??
今回は、広島大学新入生に役立つ、「広大生のための物件探し」について紹介しようと思います。
まず物件探しは、多くは2次試験で大学を訪れた際に行う場合が多いです。
例年2次試験の際には、不動産屋の方々が試験会場に来て、パンフレットを配っています。
(※今年はコロナの影響で実際に行われるかどうかは不明です。)
そのため、もらったパンフレットなどを参考にしながら、2次試験終了後やその翌日に物件巡りを不動産屋さんと一緒にします。2次試験開始前と終了後のどちらも不動産屋さんが会場に立っているので、不明点などあれば聞いてみるのもいいでしょう。
ただ、2次試験前後ですぐに物件探しをしたからといって、いい物件が見つかるとは限りません!最初に言いましたが、物件はタイミングです。
2次試験の合否発表後のキャンセルや、広大在学生の遅めの退去連絡などによって、意外と物件があく場合があるので、合否発表後も穴場の時期かと思います。
いつ物件探しをしたとしても共通して言える私たちの準備としては、条件を事前に決めておくことです。
当たり前のことかもしれませんが、バストイレ別、希望家賃、大学からの距離、Wi-Fiの有無など事前に確認することや条件を考えておくと、物件探しがスムーズにできると思います。
広島大学周辺は、女性専用物件、ご飯が出るような学生アパートもあったりするので、少しは調べておくといいでしょう。
先ほど物件探しのことについてお話ししましたが、「いやいや今はコロナ禍だから、対面で不動産屋さんと物件を探すのはちょっと…」「そもそも2次試験も中止かもしれないけどどうするんだ!」という意見もあるかと思います。
正直物件探しは直接見て判断するのが一番いいかと思います。
しかし、Webサイトでも十分物件探しをすることは可能です。現在では、物件の基本情報のほか、VRや動画で部屋の中を確認することができます。
私は、Webサイトだけを見て物件を決めましたが、特に大きくギャップがあったこともなく、入居当日の部屋の印象も想像通りのお部屋でした。また短時間でたくさんの物件を見ることができるので、少し負担は少ない気がします。
コロナ禍で少し心配な方などはWebサイトでの物件探しも個人的にはおすすめします!
なんといっても大学から近いことが特徴的です。雨や雪の日は近いと何かと楽ちんです。(寝坊した日も笑)
アパートは広大生しか住んでいないことがほとんどで、学生街です。スーパーやコンビニ、美容院など住むための生活基盤はそろっています。
「学生人気が高いこともあり家賃が他よりも高い」ことや、「友達などの集まる場として家出ししないといけない」、「大学から近いということは反対に西条駅から遠い」ことは、少しデメリットかもしれません。
西条下見よりは少し大学から遠くなるエリア。とはいっても、“少し”です。大学までは、ほとんどが自転車で10分もあれば着きます。
場所によっては、西条下見とほぼ変わらないくらいの距離にあり、その上西条下見よりも家賃が安いことがあるので、コスパが良い物件が多いです。
西条下見と比べたデメリットとしては、住む場所にもよりますが、朝の登校時間の自転車渋滞に巻き込まれます。(遠くから来る人はだいたい西条町下見を通って登校する人が多いので…)
西条下見、西条町下見は大学から近いとお話ししましたが、西条中央は西条駅に近いです。
また駅前は市街地といわれるように栄えているので、美味しいご飯屋さんやお店が豊富です。そのため、バイトをするのには便利です。(実際広大生も西条中央でバイトしている人が多いです)
特に文系の人は、最初の単位をたくさん取らないといけない1、2年は大学まで遠くて大変かもしれませんが、3年生から少し余裕ができると西条中央は充実していていいなあと思うこともよくあります。
寺家は、基本的に家賃が安いです。
寺家の物件は田んぼの中にあることが多いので、景色がいいです。しかも、田んぼの中にあるからといって何もないわけではなく、スーパーなどの生活基盤もしっかりそろっています。
またなんといっても、寺家エリアは場所によっては西条駅へも寺家駅へも距離がだいたい同じなので、場合次第で使い分けられるのは魅力的です。
誤って田んぼの中に入らないようにだけ気をつけてください。(寺家民のみなさん一度は田んぼへ入られます。寺家をご検討の方は、参考にしてください⇩)
八本松はエリアが広いので、住む場所によって環境は様々です。そのため、物件の値段もまちまちです。
ただ寺家と比べると大学よりで、大学からも比較的近いです。
また、駐車場がしっかりついているという物件も多いので、車通学をする予定がある人は駐車場に困ることはないかと思います。
また、学生街ということもないので、静かにのんびり過ごせます。
田口は大学の北側(工学部や生物生産学部)にあり、大学へは近い方かと思います。家賃も安いです。
しかし、学生街からは離れることや、田口坂という大学に行くまでの伝説の坂を登って通う必要があるので、住んでいる人は少ない印象です。
ただ、工学部や生物生産学部の人は、西条下見よりも大学まで近い物件もあるので一度見ておくことをおすすめします。
また、大学4年間過ごした私から田口坂を見ると、確かに坂を登るのは大変ですが、西条下見・西条町下見以外のエリアに住むなら、大学に行く負担はそんなに変わらないと思います。
大学までの道も広く住んでいる人も少ないので、登校時間の自転車渋滞に巻き込まれにくいです。
物件探しは、入学準備の中でも一大行事!!
一度入居となかなか引っ越すのも面倒だからこそ、慎重に比較検討しながら選んで欲しいです!
物件探しは、自分が何を求めるかが一番重要です。
皆さんにぴったりな良い物件を見つけて、素敵な大学生ライフを過ごしてください^^
おしまい。
<<オススメ記事>>
2022年1月24日
【広島大学の若手研究者】ボルネオ島の生物の多様性に着目 ジャコウネコで共存メカニズム考察
プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤
今回お話を聞いたのは
大学院先進理工系科学研究科 助教
中林 雅 さん
研究テーマは熱帯生態学
高校生のとき、兵庫県の博物館が主催の、ボルネオ島のジャングル(熱帯雨林)で1週間を過ごす体験スクールに参加しました。そこでジャコウネコの存在を知りました。肉を食べるのに適応した食肉目の動物なのに、地上30㍍の木の上で果実を一心不乱に食べている不思議さに惹かれたのが、ボルネオ島でジャコウネコを研究するきっかけになりました。
2010年から19年までボルネオ島と日本を行き来する生活を送りました。自動撮影カメラを仕掛けたり、ジャコウネコを追って夜の熱帯雨林を歩き回ったり、樹高60㍍の木に登ったりしながら、地道に生態を研究しました。また、ジャコウネコを通して、動物が植物の種子を運ぶ種子散布という機能の観点で動物と植物の関係にも着目し、植物の分野にも研究領域を広げ調査を行ってきました。
ボルネオ島を含む東南アジアの熱帯は、他の熱帯地域よりも同じ場所に生息する食肉目動物の種数が多いことが知られており、ボルネオ島にはジャコウネコが8種も生息しています。そこで、8種のうち特に近縁な4種に着目して、共存メカニズム(すみ分け)を調査してきました。これまでの研究で、基本的に同じ空間で同じ時間帯に活動して同じものを食べるが、種によって食べる部位や時期が少しずつ違うことが分かってきました。
また、果実を食べるジャコウネコは、種子散布に大きく貢献していることも分かりました。一方で、最大の種(ビントロング)は体重が10㌔あるので狩猟の標的になりやすく、絶滅が危惧されています。今は、そうした種子散布動物の減少が、植物の個体数や生態系に及ぼす影響を調べています。
調査地がジャングルなので、歩くことすら大変です。研究器具や機材を設置しても、ゾウなどに壊されることもしばしば。思うようにいかないことが、研究の難しさですね。だから、失敗しても簡単には諦めないことを心掛けています。
醍醐味は、研究を通じて熱帯雨林の不思議が一つ一つ明らかになることです。ボルネオ島は世界的にも生物多様性が高く、また森林減少が著しい地域でもあります。森林破壊による気候変動などの研究はとても重要ですが、私は、熱帯雨林の動植物がもつ不思議や魅力を明らかにして、熱帯雨林の価値を伝えていきたいです。
東広島市の獣害研究で、イノシシが柵をくぐり畑に侵入した瞬間を捉えた写真
コロナ禍で海外渡航制限が設けられた以後は、東広島市の北部地域で、農作物被害などをもたらす害獣と呼ばれるイノシシやシカなどの生態を研究しています。日本でのこうした哺乳類の研究は十分とは言えず、地域に即した獣害対策を考える必要があります。山の中や山間部の集落の畑に自動撮影カメラを設置して行動を分析しています。この研究が人間と動物のすみ分けに役立つことを願っています。
※プレスネット2022年1月27日号より掲載
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