憧れの大学生活はみなさんいろいろ思い浮かべるものはあると思いますが、
「留学をしてみたい!!」
という気持ちがある人は必見です!
広島大学には、”START”という簡単に短期留学ができるプログラムがあります。
今回は、「STARTプログラムとはどんな留学か、STARTタイについて」を紹介していきます!
※START+プログラムについては今回は取り上げていません。
Contents
まず、STARTプログラムとは
START(*)プログラムは,学部1年次生が海外の協定大学で学ぶとともに,現地学生との交流・ディスカッションを行い,日本と異なる文化・環境を体験することで,国際交流や長期留学への関心を高めることを目的としています。
https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/start.html
と、もみじの概要にあります。
要は、大学の全面バックアップのもと簡単に行ける「お試し留学」のようなものです。
STARTプログラムは、夏休みか春休みどちらかの2週間で、最近だと7~8か国の国が用意されています。
<2018年度(7か国)>
前期(夏休み期間中)
インドネシア、台湾、オーストラリア、タイ、アメリカ
後期(春休み期間中)
オーストラリア、ニュージーランド、台湾、ベトナム
対象は学部1年生のみで、13歳以後から大学入学前までに31日以上の海外滞在経験がない人に限ります。
費用は6~19万円で、アジア圏であれば7,8万円、英語圏であれば10万円以上必要です。
書類審査と面接試験があります。
もみじで応募開始などの情報開示があるので、チェックしておきましょう!
書類審査は、基本情報と志望理由書の提出があります。
面接は英語での面接になります。
先ほど書いた通り、高くても英語圏で20万円あれば行けます。
海外にあまり行かれたことがない方から見ると高いかも…と思うかもしれませんが、
かなり安いです!!
ちなみに、私が高校のときに同じような形式で英語圏に短期留学した時は、30万円ぐらいかかったので、だいたい2分の1の費用で行けることになります。
さらに、JASSOの奨学金申請に通ればもっと安く行けます!
STARTは全学部対象なので、同じキャンパス内の学部はもちろんのこと、
他キャンパスの友達もできます!
参加した中で一番良かったことだと思っています!
事前学習会や、何かとグループを組むことが多いので、同じ国に行った人みんなととても仲良くなれます。
私にとってSTARTの仲間は、同じ意識を持って一緒にやり遂げたので、将来や夢を語り合える特別な友達になりました!
4年生になった今でも、一緒に遊んだり、みんなで集まって飲み会をしたりしています!!
留学といっても短期なので、堂々と「留学しました!」と言えるようなプログラムではありませんが、
「留学ってこういうものか!」ということを知る機会にはなると思います。
STARTに参加する学生の中には、初海外という人もかなりいるので、海外に行って見たいなーくらいの気持ちでも気軽に参加できます。
それから、大学中に長期留学を考えている人にとっては、広島大学生用ですが現地大学の授業を受けることができたり、行く国によっては長期留学生がいて話を聞けたりもするのでおすすめです。
STARTタイでは、5つのグループに分かれて、それぞれのテーマでプレゼン資料を作ります。
2017年度は、「政治」、「経済」、「産業」、「教育」、「文化」のグループに分かれて、タイへの出発前の発表会に向けてプレゼンを準備します。
それ以外にも、1つの班が先生となり、交代しながらみんなで自主勉強会を開いてタイのことについて勉強します。
留学までにかなりの頻度でメンバーと集まる機会があるので、留学前までにみんなと仲良くなれます。
STARTタイの留学について紹介します。
※2017年度の留学経験をもとに紹介しています。プログラム内容は毎年若干変わります。
2017年度は9/5~9/21の17日間の短期留学でした。
タイの東大と言われている「チュラロンコーン大学」(以下チュラ大)で広大生特別クラスを用意してくださって、現地の教授から授業を受けることができます。
だいたい、平日の午前中に講義が入っています。
2017年度は、
” Survival Thai”、
” Presentation Technique”、
” The Wonder of Thai Arts and Architecture”、
” Economy and politics in Thailand & ASEAN, and international relationship with Japan“、
”Cooking Som-Tum”など、
タイの歴史や文化を学ぶ授業がありました。
授業はすべて英語で行われるので、理解するのには苦労しましたが、とてもいい経験になりました。
それ以外にも、チュラ大で日本語を学んでいる学生との交流会や、附属小学校に行って授業見学をする時間もありました。
巨大な大仏で有名な「ワット・ポー」、タイの象徴「アユタヤ」、エメラルドの仏像があってカラフルな寺院の「ワット・プラケオ」など有名観光地をみんなで回ります。
チュラ大の先生がガイドとして一緒にまわってくださるので、学びも深まります。
歴史施設だけでなく、ゾウに乗ったり、チャオプラヤ川クルージングをしたり、とても充実していました!
JETRO Bangkok、
マツダ、
Company Ananda Golden Land Property Development Plc.、
JICA タイ事務所、
UNESCAP 国際連合アジア太平洋経済社会委員会と、
タイの経済発展に関わる企業へ訪問できます。
普段なかなか行けない日系企業や国際機関に訪問できるところが、STARTタイの最大の魅力です!!
企業訪問をして、事業内容や日本との関係についてのお話を聞いて、質問をする時間もあります。
その他にも、JICAプロジェクトサイト訪問として、”Thanyaburi Home for the Destitute (Women)”という貧困女性の保護・介護施設へ行き、実際に青年海外協力隊としてここで働かれている方にお話を伺うこともできました。
留学最終日に、それぞれのテーマの班で2週間調べた集大成を発表します。
留学期間中、講義や企業訪問、日常生活の中で調べたり感じたことを、チュラ大の先生方の前で英語で発表しました!
もちろん1日でできるものではないので、毎晩班で集まってプレゼンの準備や次の企業訪問でどんなことを質問するかなど、会議をしていました。
タイのことについて、真剣に意見交換を行ったり、わからないことは助け合ったりしながら、本当の意味で「仲間と協力する大切さ」を理解できたような気がします。
チュラロンコーン大学の留学生寮に2人1部屋で生活していました。
寮は日本と同じようなもので、洗濯機は共同で、掃除あり、バスタオル貸し出しありのとても快適な寮でした。
ただ、ほぼすべての部屋でゴキブリが発生するので、行かれる予定の方はゴキブリスプレーを持って行っておいた方がいいかも…!
平日の授業終わりは、生活班が決まっていて班メンバーで夜ご飯を食べたり、お出かけします。毎日2班ずつ一緒になって、動き回ります。
縛られすぎのように見えるかもしれませんが、絶対に一人になることはないので、案外楽で楽しくやっていけます。
STARTメンバーが他の留学と比べて異常なほど仲良くなれるのは、ここにも理由があるのかもしれません!
休日は、班の縛りもなく、自由に観光できます。
マーケットに行ったり、少し遠くの観光地に行ったり、とっても楽しいです!
今回は、STARTの大まかな概要と、STARTタイについてご紹介しました。
STARTプログラムに行こうか迷っているのであれば、行った方がいいと私は思います!!
また、STARTタイの魅力は何といっても、まさに経済発展している環境に身を置けたり、日系企業や国際機関への訪問ができるところ!
ぜひこの記事を参考にして、START、STARTタイへ参加してみてください!
おしまい。
投稿者名: ありす