

2021年5月25日
【広島大学の若手研究者】若い世代ほどSDGsへの期待値が高い
プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤
今回お話を聞いたのは
広島大学FE・SDGsネットワーク拠点(NERPS/ナープス)研究員
山根 友美 さん
研究テーマは持続的な開発に関する個人の行動分析
国連が2015年に策定したSDGsは誰一人取り残さない社会を目指し、先進国と途上国のみんなが一丸となって取り組む目標が定められています。
「では、個人の単位としては、どう取り組んでいけばいいのだろうか―」。もともと、途上国を支援するJICAに勤務していたこともあり、その命題に興味を持ったことが研究に取り組むきっかけになりました。
大きくは2つのことに取り組みました。
一つは「若者世代(18~30歳)はSDGs世代か」ということを検証するために、インターネット調査で、SDGsに関連するライフスタイルにおける世代効果や、若者の就職の際の会社選びを分析しました。
もう一つは、一般消費者が、商品の購入や転・就職の際に、企業のSDGsの取り組みを選択基準にしているのかどうか、を分析するために、日本人約6000人を対象にオンライン調査を行いました。
若者世代は、上の世代よりも、社会や会社に対するSDGsへの期待値が高いことが確認されました。
また、大学生の就職の際の会社選びは、SDGsを積極的に行い、推定年収が高い企業が一番人気であることが分かりました。
一方、年収が高くてもSDGsへの積極的な取り組みを行っていない企業は支持率が低く、逆に年収が低くてもSDGsに取り組んでいる企業は支持率が高いことも見えてきました。
一般消費者は、商品購入や転・就職の際、SDGsに取り組む企業を選択することが分かりましたし、SDGsに関する意識向上を促すことで、SDGsに取り組む企業への選好が上がることも確認しました。
2つの研究から、企業が優秀な人材を獲得したり、消費者から支持を得たりするためには、SDGsに積極的に取り組む必要があることが示唆されました。2つの研究論文は国際学術誌に掲載、高い評価を受けました。
広島大学の学生や教職員約1000人を対象に、SDGsに関する意識調査を19年から3年間、継続して行いました。
SDGsへの関心は高まっている一方で、まだ実際に取り組みに移せている人は少ないことが分かりました。
ただ、「ジェンダー平等」の項目については、多くの学生が取り組んでいると回答、興味深い結果になりました。
「なんとなく良いな」と思っていることを科学的に検証できるのが、私の研究の醍醐味です。
東広島市は、「SDGs未来都市」に選定されていますが、なぜSDGsが必要なのか分からない方が多いと思います。
研究で分かったSDGsの良さを、市民や企業に落とし込んでいきたい、と思っています。
その一環としてNERPSのホームページ でSDGsに関する研究を解説する企画を近日中に始める予定です。
NERPSのウェブサイトでSDGs関連情報を更新中
※プレスネット2021年4月29日号より掲載
\オススメ記事/
2021年4月28日
【広島大学の若手研究者】高機能のロボット義手の開発に成功
プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤
今回お話を聞いたのは
広島大大学院先進理工系科学研究科 助教
古居 彬 さん
研究テーマは「生体電気信号」の確率モデルの構築
私たち(人)が体を動かそうとするとき、脳から出た指令が電気信号という形で対象の筋肉に伝わります。
この指令に応じて筋肉が収縮するのですが、その際にも筋肉から微弱な電気が発生します。
このように身体各部から生じる生体電気信号を計測し、性質を理解することで、医療や福祉分野に役立つ応用システムの開発を行っているのが私の研究です。
これまで、筋肉の電気信号である筋電位信号を使って動かす、ロボット義手(筋電義手)の開発や、脳の電気信号である脳波を用いて、てんかん発作を見つけ出すことに取り組んできました。
現在、実用化されている筋電義手の多くは、「握る」「開く」までの機能しか持ちません。
筋電位信号からうまく使用者の運動意図を抽出することで、もっと人の手に近い動作を実現したい、というのが大きなモチベーションになっています。
注視しているのが、筋電位信号の生成過程を確率モデル化し、隠れた性質を取り出すことです。
例えば、手首を動かす電気信号でも、手首が疲れていた場合には、計測される電気信号も変わってきます。そうした隠れた信号を解析することが、人の手に近い筋電義手の開発につながるからです。
さまざまな人たちとの協力を得ながら、3Dプリンタ製の高機能筋電義手を開発することができました。
3Dプリンタは、製造コストの削減やメンテナンス性の向上につながります。
兵庫リハビリテーションセンターの共同研究で、人工知能(AI)と組み合わせ、各指の独立した単一動作をシステムに機械学習させるだけで、例えばつまみの動作など、学習を行っていない、なめらかな動作の実現に世界で初めて成功しました。
小さいときからロボットに興味がありました。
高専でプログラミングを学んでいる間に、生物のもっているすぐれた機能を人工的につくって応用する生体工学の分野があることを知ったのが、研究に取り組むきっかけになりました。
脳波の解析をテーマに取り組んだ高専の卒論で、生体工学の面白さに惹かれ、人と機械(ロボット)がつながる研究に取り組んでいる、広島大に編入学しました。
研究の基本は、データを使って何をすべきかを探求することです。
ですから、データに対しては真摯に向き合うことを心掛けています。
予想外の計測結果が出ることがありますが、データは嘘をつきません、向き合うことで新しい発見に気が付くこともあります。
現在の研究領域は、筋電位信号と脳波だけですが、心臓や血管など研究対象を広げ、より多くの生体電気信号の性質を探り、社会に役立つ応用研究につなげたいと思っています。
※プレスネット2021年4月29日号より掲載
過去の「広島大学の若手研究者」はコチラ
2021年4月15日
学生ライターの気になる!を市長にインタビュー~広島大学×住友商事×東広島市の包括提携~
前回は「コロナ禍での東広島事業者支援」についてでしたが、いかがでしたか?
“高垣市長インタビュー”第3弾で、最後のインタビュー記事になります!
今回は、「広島大学×住友商事×東広島市の包括提携」についてです。
―――先日広島大学と住友商事さんとの契約締結があったと思いますが、東広島市としてこのような事業を進めていく上でどんなことを狙われていますか?
高垣市長:タウンアンドガウンという取り組みを去年の4月からスタートしました。
今年の4月以降はより本格的に動いていきます。
この目的は、大学と市とその町づくりに対して、共通の思いを持ちながら進めていこうというものです。
それに我々も加わる中で、そこをまさに先端技術で武装されたというよりも、実装されて様々な社会課題をそこで実証実験しながら実用化に向けて動けるような、そんなフィールドにしたいという思いは共通なんですよね。
交通課題をどう解消していくか、自動運転だけじゃなくて、買い物を支援するであるとか、将来的に医療であるとかそんな支援も、車の中や車にクリニックを積んで動いて行ったら、将来クリニックがいろんなところに行けるような感じになるわけですよ。
そういうことを視野に入れながら、一緒にやっています。
それから、今、国がスーパーシティという構想を出していて、そういうところにもう少し一緒にチャレンジできるようなことができたらいいなということで、一生懸命やっています。
その中で、こないだの広島大学とわが市と住友商事の連携というのは、後押しになるし、そんな動きが東広島にあるということに対して、関心を持ってくれる企業がどんどん同じような枠組みの中に入ってくれるのを期待しながら、やろうとしています。
高垣市長:経済界でSDGsのための新しいSociety5.0と言われていますけど、まさにそういうものを広大のあたりで実装していくようなことは、世界でも貢献できるような取り組みだと思うんですよね。
実際住友商事は、ベトナムで具体的にスーパーシティをつくろうということで、国からそういう委託を受けています。
彼らの思いとすると、個々で先行的に実証しつつ、それを向こうに持って行くぐらいの勢いなんですよ。
だから一緒に我々としてもチャレンジしていって、広島大学の周辺で成功したものを市全体に波及するようなことができます。
医療の問題もある、教育の問題もある、地球環境に対するものでCO2の問題もあるし、ゴミ問題もあるしね。そういうものがいろいろ実証できたというようなことですよ。
そのためには、大学の知見というのは非常に重要でね、グローバルなものを考える思考が柔らかいような先生方にリードしていただきながら、我々としても一緒にやっていきたいなと思っています。
―――東広島市と大学はちょうど同じタイミングで同じ方向を向いているようなそんな印象ですよね。
高垣市長:きわめて今一致してるんじゃないですかね。やっぱり越智学長もそうだと思いますよ。越智学長も非常に真摯の気持ちでいろんなことにチャレンジされるし、それを支えているのが金子先生とか副学長の先生方ですよね。
だから、結構面白い動きになってくると思います。
―――ほんとここ2年ぐらい、アリゾナ州立大学もそうですし、すごいいろんなことが起きていますよね。
高垣市長:なんといってもアリゾナ州立大学というのは大きいと思いますよ。これから4年ぐらいで1000人ぐらいのアジアからの優秀な学生が来るわけですしね。広島大学で4年間勉強する子もいるし、2年勉強して、アリゾナ州立大学本学の方へ行って学ぶ人もいるだろうし。
多彩な人材がこの地に集まってきて、逆に日本の学生もそれに刺激を受けて、インターナショナルに活躍できるような人も増えてくるだろうし、これはすごく大きいものではないですかね。
―――本当にそう思いますね。大学と市との連携という意味で言うと、大学生との連携がこれからすごい重要になってくると思うんですけど、アリゾナ州立大学の留学生も含めてどういうことを期待されますか。
高垣市長:学園都市ということで、ずっと成長してきたわけですけど、案外学生が下見の広大周辺で完結して、あんまり東広島のことを知らず卒業して、第二の故郷というような感覚を持たないのは、きわめてもったいないと思うんですよね。
大学生は近畿大学や広島国際大学も入れれば、今17,000人ぐらいいます。やっぱり学生たちが、この4年間で地域とのかかわりを持って、地域になんかインパクトを与えてくれる、そういう人材が豊富にいるわけですよね。そういうのを積極的に、できればインターンシップ的に来ていただいて、そこにはお金を払うようにしながら、彼らの能力を発揮してもらいたいです。
そこで、地域の課題が解決できる枠組みを作って、来年の4月からいろいろ動かそうかと思っています。
例えば、スマートフォンだってお年寄りが苦手ですよ。僕なんかは子どもに聞いて初めて使い方が分かるわけよね。
身近にそうやってアドバイスをしてくれる人というのが重要です。もちろん販売ショップで聞くこともできるけど、一回聞いただけじゃダメじゃない。
だから、学生が例えば週末にある地域に行って、そこでいろんな活動をしながら、その中でスマートフォンを日常の中で教えてもらうというようなことをすれば、ものすごく効果があると思います。
学生は地域のことを知ってくれる、地域の課題を発見して、それを解決に導いてくれるかもわかりません。
一緒に取組みをして、地域の人と会話をする中でいろんな関係ができるわけでしょ。そういうのをやっていきたいです。
―――いろんなアルバイト先がありますけど、コロナ禍の中でなかなか使ってもらえないという状況も起きています。
高垣市長:10万円を給付するに当たって、学生に来てもらっていました。やっぱり学生はものすごく早かったんですよ。
そういうのを他のところでも手伝ってもらえれば、一石二鳥も三鳥もなるんじゃないかなと思っています。
―――学生としても、飲食店のアルバイトがどうしても多いので、それ以外でお金を頂きながらいろんな経験ができる機会っていうのは、すごい重要な機会だろうなっていうふうに思います。
高垣市長:コロナのとき、飲食店からしばらく来んでもええけって言われたら大変だと思うよ。それこそ売り上げが9割ぐらい減ったとかあって、そうするととても雇ってもらえんよね。
そういう支援も兼ねてもっと関係を良くしたいです。
それで関係性ができたら今度は、金銭面じゃなくて作っている農作物を困ったときはあげるよみたいな、そういう関係性がセーフティネットになるなと思います。
そういう取り組みは、いずれ第二の故郷としてまた帰ってきたい東広島となると思うんよね。しばらくは首都圏の方に働きにでるか分からんけど、このコロナみたいなものが起きたら、「東京生活よりもっと田舎で仕事がしたい」、「東広島へ行こう」ということも将来的に期待できます。だから、そういう関係をつくっていきたいなと思います。
今回は、高垣市長との「広島大学×住友商事×東広島市の包括提携」についてをまとめました!
東広島市が大学や学生と一緒に地域発展へつなげたいという思いが聞けて、学生の私も嬉しく思いました。
これからの東広島のニュースにも注目しましょう!
〈高垣市長対談シリーズ〉
vol.1~新型コロナウイルスワクチン接種~
vol.2~コロナ禍での東広島事業者支援~
おしまい。
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2021年3月29日
文系大学生が語る!大学生のうちにやっておいてよかった10のこと
みなさん大学生活は楽しんでいますか?
大学生は最初で最後の自由に自分のやりたいことをできる時間だと思っています。
今回は、今年卒業した文系女子大学生が語る、「大学生のうちにやっておいてよかった10のこと」をご紹介します!
大人になってからも、私費留学やワーキングホリデーなどで長期で海外に行っている方はたくさんいますが、大学生の特権を使って海外留学に行く方が断然お得です。
大学プログラム内にある留学は、単位互換ができたり、奨学金申請ができます。
私は学生時代に長期の海外インターンの経験がありますが、学生だからこそ、現地の若者と友達になって遊べたり、駐在員などの大人の方々にかわいがってもらえたりと、より幅広い人との出会いがあって、とても学びにつながりました。
海外で働く経験も、駐在員として海外に行くことはありますが、就職してからもなかなかできる経験ではありません。
また、短期の海外留学プログラムに参加したり、バックパッカーをしてみたり、大学生の間に海外に少しでも触れて国際感覚を身に付けておくことは、就職しても役に立つはずです。
「働き始めると勉強する時間が取れない」、「学生時代にもう少し勉強しておけばよかった」ということは、よく聞く話かと思います。
勉強に一番時間をさけるのは、学生の間までです!
サボることも大学生しかできないのでやってみてほしいのですが、大学の授業ってよくよく考えてみると、とても貴重なものです。
自分が興味がある分野を専門的に研究している人から教えてもらえることなんて、なかなかできるものではありません。
ぜひ、単位不要で興味がある授業を受けてみたり、セミナーに行って見たりしてみてください!
また、言語の勉強や資格の取得など興味があるものだけでも教養をつけておくと、就活や就職をしてから役に立ちます。
就職してからももちろん遊べますが、仕事がシフト制だったり結婚したりでなかなか友達と遊ぶということは難しくなってきます。
友達とある意味でばかをして遊べるのは、大学生限定です。
特に、オールで飲み会やカラオケをしたり、平日に遠出したり、夜中に思い付きでどこかへ行ってみたり…
フットワーク軽くいつ何時も遊べるのは大学生ならではですね。
カラオケオールをして、次の日1コマからみんなで出たことがあります。授業中も眠すぎるし、1日終わるころにはぐったりでしたが、行った友達の間でなぜかどの日よりも一番盛り上がったのを覚えています。
みなさん、趣味はありますか?
社会人になってから、新たに趣味を見つけようとしても時間も環境も見つけにくいです。
大学にはいろんな人や環境があり、さらに時間があるからこそ、サークルに入って何かを身につけたり、好きなことに熱中することはとっても貴重です。
特に好きなこともないという人は、適当にいろんなことに触れてみると、人脈が広がったり、コミュニケーションの役に立ちます。
私は、激辛を食べることが趣味で毎日一食以上も食べていたこともありました。これが、意外と周りからのウケがよくて、激辛仲間ができたり、大人の方や飲食店さんともそれがきっかけで仲良くなったこともあります。
自分が得意と言えることをつくっておくのもいいかもしれません。
学生は時間はあるが、お金はない!
もちろん就職してからの方がお金も持っているため、大学生の時よりも高いホテルや遠くに気軽に行くことができます。
しかし、ゆっくり時間を気にせずノープランで旅行したり、時間もお金もないときは友達と笑いながら走って目的地に向かったりというのは学生での旅行しかなかなかできないことですね。
結局それが楽しくて、学生時代の一生の思い出になるはずですよ。
ちなみに、私の学生時代の旅行の思い出は、30分以上歩いて宿泊先から近くの居酒屋に行ったのに年確されて、証明書を持っていなくて追い返されたことです(笑)
大学生の間に、就職してから遠出をする際に免許を持っていると便利です。
また、就職をすると会社によっては、車での営業に行く必要があります。
自動車免許を取得するのには、最低2週間かかり、免許センターでの試験も平日しかできないことがほとんどです。
私は、2年生の終わりに免許を取得したので、残りの2年間は車を買って東広島内外のいろんなところに行けたり、夜にドライブをしたりできて、とても楽しかったです!!
車を持っていなかったとしても、運転できるだけで遊びの幅が広がります!
特に男性は、免許を持っているかいないかでもモテ度が変わるので、ぜひ大学生のうちに免許を取得しておきましょう。
「就職してからでも出会いはいくらでもあるし、大学生の間にわざわざ必死になって恋愛しなくていいでしょ」と思っていました。
しかし、就職してからの恋愛は結婚を視野に入れたものになるので、大学生の恋愛ほど心に余裕を持ってできることはありません。
たくさんデートをして、合コンに行ってみたり、たぶらかしてみたり、半同棲をしたり、たくさん付き合って別れたりの経験をしておけばよかったと、恋愛をしないときっと後悔するんじゃないでしょうか。
私は後悔しています(笑)
「出会いがない!」とか言っている場合ではありません!
極力外に出て、積極的に出会いの場に行きましょう!!
社会に出るまでに一度でも働くという経験をしておくことをおすすめします。
顧客対応やバイト先の上司との付き合い、社会マナーなど、アルバイトでも学べることはたくさんあります。
また、アルバイトをすると失敗をたくさんします。だからこそ、自分自身がお店に行ってお客さんの立場になったときに店員さんに優しくもなれます。
私の学生時代はバイト漬けの日々でしたが、バイト先でもたくさんの出会いがあって、同僚はもちろん、お客さんともとても仲良くしてもらって、とても充実していました。
9番目に来て、私のとっておきのおすすめなことが、「とにかくいろんなイベントでもセミナーでも少しでも興味があると思ったことには積極的に参加しまくる」ことです。
いろんな人に出会って、多様な考えや自分の知らない世界を知ることで視野が広がり、私にとって一番自分自身を見つめなおすことができる機会になりました。
また、「学生」というカードを使って、いろんな業界のOBOGの先輩やそうでなくても、「お話を聞きたいです!!」ということを言うと意外と時間をくれたりするものです。
就活で不合格だった企業さんにOBOGもいないのにお時間を頂いたり、興味がある業界のOBの先輩とOB訪問きっかけで仲良くなったりもしました。
学生時代に多くの人と出会ってたくさんのことを吸収してみてください!
社会人になったら、実家に帰ることなんて盆正月ぐらいでしょう。
大学生で下宿をしている人もいると思いますが、社会人になるともっと家族と会う時間は少なくなります。
たまには、長期休みにでも帰省をしてゆっくり家族との時間を楽しんでくださいね。
大学生は、ほとんどの人が人生で一度きりしかありません。
大学4年間なんてあっという間です!
二度と戻ってこない学生生活を、後悔しないように思いっきり楽しんでくださいね!!🌸
おしまい。
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2021年3月22日
【広島大学の若手研究者】インドの伝統医療から知識の所有考察
プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤
今回お話を聞いたのは
広島大大学院人間社会科学研究科 講師
中空 萌 さん
研究テーマは「文化人類学」
自分の社会とは異なる社会を理解しながら、他の社会(異文化)を通して自分たちの社会を違った視点で見る、自己相対化の学問です。
私の研究の基本はフィールドワーク。
現地に住み込み、現地で暮らしている人たちの日常に寄り添いながら、現地の人たちの視点から考えていくことが大切になります。
学生時代から、自分の知らない世界を見たい思いがあり、バックパックで30カ国を巡りました。
こうした中、オーストラリアの大学には1年間留学。先住民のことをフィールドワークで学ぶクラスがあり、彼らの伝統楽器や点描画の文化について勉強を重ねました。
彼らの5万年以上の歴史で脈々と息づいている深遠な文化に圧倒されたことと、先入観で彼らの文化は遅れていると思っていたことを崩されたことが、文化人類学の世界に入るきっかけになりました。
インドでは、薬草を用いた伝統医療が盛んな一方で、西洋医学も主流です。
近年、製薬会社は、その薬草を使った医薬品の開発を行っており、現地住民がその薬草を使用できなくなることも懸念されています。
そうした事態を防ぐために行われているのが、知的所有権という西洋的な枠組みで、現地住民の伝統医療に対する権利を保証する動き。
そうしたことを背景に、知的所有権という概念は普遍的なのか、知識の所有とは何かということを考察しました。
私たちにとっては、知識の使用に対しては、対価を支払うことが当たり前です。
インドでは知識を提供することが慈悲と結びつく形で捉えられていました。知識の提供は他者への貢献であり、未来に責任を持つという考えです。
2019年、インドで10年間研究してきた、知識の所有についての新しい視点を書籍にまとめて出版しました。
8年の西日本豪雨で被害を受けた河内町には、留学生たちと一緒に、文化人類学の授業の一環で定期的に訪問。
地域の人たちと交流しながら、地域ならではの復興の知恵について調べています。
留学生が驚いているのは、高齢者同士が助け合いながら、それぞれ役割分担をしてアクティブに活動していることです。
災害に遭ったときには、高齢者は弱い存在になるという、彼らが当たり前のように思っていたことは、覆されています。
インドでは、自然も人間社会の一員であるという考えが出てきており、例えば、ガンジス川に法人格を認める訴訟も起こっています。
ガンジス川の話は、生態学や法哲学など異分野の学問ともつながります。
異分野の研究者と共同研究をしながら、人間社会と自然との関係について、新しい視点を導き出したい、と思っています。
※プレスネット2021年3月25日号より掲載
過去の「広島大学の若手研究者」はコチラ
2021年2月22日
【全日本空手道選手権大会優勝】次の目標はアジア、世界大会でトップに【崎山優成】
近畿大学工学部(東広島市高屋うめの辺)の空手道部に所属する情報学科3年の崎山優成選手が昨年12月に日本武道館で開かれた第48回全日本空手道選手権大会の男子組手個人戦で初優勝しました。
提供写真
個人戦の優勝は、1963年の空手道部創部以来、初となる快挙。
崎山選手は、コロナ禍の影響で、昨年、同大学では練習ができず、春から夏にかけて香川県に帰郷。1人で走り込みやウエートトレーニングを続けたそう。
試合もなくなり、今までにないスランプ状態の時もあったが、気持ちを切り替え松元和昭監督とのオンライントレーニングなどで基礎的な練習に励み、全日本に向けてコンディションを整えた、とのこと。
「ベストな状態で試合に臨んだので優勝する自信はあった。今後の目標は、アジア空手道選手権大会と世界空手道選手権大会で優勝」と力強く語ります。
松元監督は「コロナ禍で試合勘を心配したが、崎山選手は試合の経験が豊富でタイトルもたくさん取っている。力を出し切れば勝てると思った。勝ちにこだわりベストコンディションで臨めたのが勝因」と優勝を喜んでいました。
崎山選手は、2017年のインターハイや18年のプレミアリーグ・ベルリン大会男子組手75kg級にそれぞれ優勝するなど数々の大会で優秀な成績を収めており、今後の活躍が期待されています。
1月27日には、東広島市役所に高垣広徳市長を訪ね、優勝を報告しました。
高垣市長は「スポーツをする子どもたちの目標になる」と激励しました。
2月11日に行われた、教育・文化・スポーツの分野で優れた成績を収めた団体・個人を表彰する「東広島アザレア賞授賞式」では崎山選手が代表として登壇。
「新型コロナウイルスの関係もあり、1年間を通して満足のいく練習ができない状況ではありましたが、今自分のいる環境が当たり前ではないことを実感するとともに、支援していただいている関係者の皆様に『恩返しをしたい』という思いで大会に臨むことができました」とコメント。
令和2年度東広島アザレア賞授賞式の様子はこちら↓
\崎山選手を知る過去のインタビュー/
大学のあの人って実は凄い!?空手界の期待のエース
2021年2月20日
【広島大学の若手研究者】植物の形づくりの謎を遺伝子の働きから解き明かす
プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤
今回お話を聞いたのは
広島大大学院統合生命科学研究科 助教
田中 若奈 さん
研究テーマは「植物の発生遺伝学」
受精卵から成熟した個体になるまでの一連の過程を研究する学問を発生学といいます。
私の研究は、遺伝子の働きから植物の発生現象を理解していこうというものです。
研究材料としてイネを使っていますが、それは、イネが遺伝子の研究に向いているためというだけではなく、将来、品種改良などの応用研究にも活かすことを期待しているためです。
イネの花や葉の形成には、どのような遺伝子が働いて、つくられているのか。
それらの形がどういうふうにしてできていくのか。平たく言えば、そういったことを研究しています。
イネの穂や花の形が変化する突然変異体を使って研究を進めてきました。突然変異体とはある遺伝子の働きが壊れた個体のことをいいますので、突然変異体を詳しく調べたり観察することによって、原因となる遺伝子の役割を明らかにすることができます。
私がTONGARI-BOUSHI(トンガリボウシ)と名付けた3つの遺伝子の働きを明らかにするために、それら遺伝子の突然変異体をよく調べ観察しました。
その突然変異体の穂には、花が全く形成されなくなり、枝のみになってしまうことが判明しました。お米はイネの花からつくられます。
この研究によって、TONGARI-BOUSHI遺伝子は、正常なイネの穂をつくるために、最終的にはお米をつくるために、非常に重要な役割を果たしていることがわかったのです。
もともと、生物の生命活動を担う遺伝子に興味があり、大学院に進学する際に、どういう材料で遺伝学を研究するか考えました。
植物の発生学は、動物の発生学と比べると、あまり理解が進んでいなかったため、研究をする余地があるのかな、と植物の分野を選択しました。
ちょうど大学院に進学した2007年は、イネの全ゲノムDNAの配列が解読された比較的直後。遺伝子の研究で、全ゲノム配列の解読は重要です。
研究が大きく発展していく見込みを感じ、イネを研究材料に選びました。
常に向上心を持って難しいことにチャレンジしていくと同時に、楽しみながら、多くの人に関心・興味をもってもらえるような研究を行いたいと思っています。
研究者として、レベルの高い研究を目指すことは大切ですし、楽しみながら追究することで思いがけない面白い成果にたどり着くことがあります。
これまでは基礎的な研究に終始してきました。まだまだ未解明なところもあり、さらに深く突き詰めたい一方で、イネの品種改良や、生産性の向上につながるような応用研究にも挑戦したいと思っています。
研究室の学生と、顕微鏡を使ってイネの微細構造を観察する様子
品種改良では、地球の温暖化や異常気象に伴い、耐性のあるイネの品種をつくることは重要です。イネの形づくりをコントロールしながら、新しいイネの品種を開発できないものか、と思いをはせています。
※プレスネット2021年2月25日号より掲載
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2021年2月17日
春休みは何する?コロナ禍大学生の春休みの過ごし方
4タームの授業が終わり、みなさんいよいよ春休みですね!
春休みの予定は立てましたか??
今日は、「大学生の春休みの過ごし方」についてご紹介します。
卒業旅行やサークル旅行、海外旅行など行く大学生が多いですよね!
今年はなかなかそれも難しい我慢の年!
それでもせっかくの春休みだから、友達との思い出をつくりたいですよね。
そこで、今年おすすめの旅行プランを紹介しちゃいます!☟
天気のいい春に外でのキャンプはおすすめ!!
少し早いですが川で遊んだり、みんなでご飯をつくって、テントで寝て…
友だちとの絆が深まること間違いなしです!
東広島には無料キャンプ場もあるので、リーズナブルに楽しむこともできます。
ホカンスってなに?と思われた方も多いと思いますが、
ホテル×バカンスの造語で、ホテルに滞在しながらバカンスを楽しむものです!
韓国女子の間で流行中の旅行スタイルです!!
ホテルの中で美味しいご飯をテイクアウトして、豪華にパーティをしましょう。
ゆったり友達と過ごせるのもいいですよね。
近場のホテルでも旅行気分になるのでおすすめです(^^)
みんなで旅行がなかなかしにくいこの時世を利用して、この機会にひとり旅に行くのはどうでしょうか。
意外とひとり旅は自由なので、気を遣わずゆったり旅行できます。
大人数だと待たないといけない人気店も一人だとすぐに入れたり、行き当たりばったりの旅をすることも余裕です。
ひとり旅を勧められている今だからこそ、行きやすいですよね!
授業期間中に行くと意外と免許を取るのは時間がかかる…
長く時間を取れる間に、パパっと免許を取っておきましょう!
春休みであれば2週間の合宿免許への参加も可能です。
友だちを誘って他県の合宿免許に旅行気分で参加する人も多いです。
東広島であれば、「東広島自動車学校」、「賀茂自動車学校」、「道祖園自動車学校」の3つがあります。
※この3つの自動車学校では合宿免許は行っていません。
【東広島自動車学校】
【賀茂自動車学校】
【道祖園自動車学校】
免許を早めにとって、大学生活を充実させましょう!
授業が始まると、授業が忙しすぎてなかなかバイトに入れないという人も多いはずです。
今年はあまり遊びにも行けないし、留学に行くこともできません。
いっそこの機会にバイトを入れまくって、ポストコロナ後のために未来貯金をしませんか?
また、新学期が始まると新歓でお金が大きく飛ぶことも予想されます。
長期休みの機会にリゾートバイトをしたり、短期バイトをする大学生も多いですね。
春休みの間に稼げるだけ稼いでおきましょう!
普段は授業にサークル、バイトでなかなか実家に帰る機会はありませんよね。
この長期休み中に大人しく帰省してゆっくり過ごすのもありです!!
就職したら実家に帰る機会も少なくなるし、こんなに長い間のんびり実家に居座れるのももう最後ですよ!
今年は夏休みや冬休みにコロナウイルスの影響で、帰省できなかった人もいると思います。
帰れるうちに様子をうかがいながら、帰省するのもいいと思います。
また、春休みは全国各地に散らばった友達も帰省してくるので、地元の友達と遊ぶこともできますね。
家からも出られない、遊べない、何もできないと思っている大学生も多いのではないでしょうか?
そんなことはありません!!
今年の春休みに自分磨きに闘志を燃やしましょう!!!
授業期間中は、授業や課題に追われてなかなかそれ以外の勉強に取り組むことはできませんね。
せっかくの自由に学ぶことができる大学生活です。
就職したら勉強する機会も少なくなるので、今の間にできる興味のある分野に真剣に勉強してみるのもおすすめです。
長期休みといえば、こっそり自分を変えるチャンス!!
この際、ジムに加入して集中トレーニングをしたり、ダイエットにチャレンジしたり、自分のために時間を使いましょう。
料理や音楽などにチャレンジして、趣味を増やすのもいいかもしれません!
新学期に同級生に差をつけてあっと言わせましょう!!
モテモテになること間違いなしです!
春休み中に社会と関わり、自分を見つめなおしたり、将来のことを考えるのも一つの手です。
大学の学内だけでなく外の世界と関わることで、自分が当たり前だと思っていた価値観が変わったり、新しい出会いや刺激が増えます。
広島県内だけでも幅広く募集をしているので、自分の知らない分野にあえて挑戦してみるのもいいかもしれませんね!
コロナ禍で春休み何しよう?と思っていた人もいるかと思いますが、これで充実した春休みになること間違いなしです!!
みなさんが楽しい春休みを過ごせますように!
おしまい。
<<オススメ記事>>
2021年2月16日
【広島大学】新入生必見!下見に住むメリットとデメリット!
広島大学では、ほとんどの学生が一人暮らしをしています。
大学近くと言っても、学生が住む範囲は意外と広く、たくさんアパートがあります。
その中でも「西条下見」は、広大生が物件探しをするときに一度は検討する、大学から一番近い地域になります。
今日は、下見に4年住んでいる現役大学生が、「下見に住むメリット・デメリット」についてご紹介しようと思います。
西条にある下見は、「西条下見」と「西条町下見」の2つ存在します。
広大生の間では、「西条下見」が「下見」と呼ばれ、「西条町下見」を「エセ下」と呼んでいます。
広大生の中ではこの差はかなり大きいです!
西条町下見に住んでいるのに”下見”に住んでいると言うと、
「いやいや、そこエセ下だから。」
と言われます。
”The 学生街”の西条下見に住んでいることが、一つのプライドとなっているようです。
よって、下見の区域はここです☟
下見の魅力は、何と言っても大学から近いこと!
どこからでも、だいたい徒歩10分程度で大学まで行くことができます。
朝ギリギリまで寝て大学に行くことができるのは、下見でしかできません!
(ちなみに私の家は大学まで徒歩5分のところにあります。女性ですが授業開始20分前までに起きれば間に合います。)
また、下見であれば忘れ物があっても15分休憩の間に取りに帰ることができたり、空きコマや昼休憩に家に帰ってゆっくりすることもできます。
車を持っていなければ、移動手段は主にバスか自転車になりますよね。
雨が降ったとき便利なのが、やっぱり下見!
下見以外の地域の学生は、雨の日はレインコートを着て濡れながら、またはぎゅうぎゅうのバスに乗って大学まで行くほかありません。
その点下見は、傘をさしてゆっくり歩いてくることができます。
下見は学生街ということもあり、スーパーや飲食店が密集しています。
徒歩圏内にスーパーが2つ、コンビニが5つ、飲食店(居酒屋除く)が10軒以上、居酒屋が5軒以上あります。
その他にも、美容院、家電量販店、病院、ジム、ガソリンスタンドなど徒歩圏内だけで生活が完結します。
ひとり暮らしで車を持っていない学生にとっては、快適な環境です。
大学から近い反面、西条駅からは遠いです。
自転車で約25分(爆速で15分)、バスで30分以上かかります。
(ちなみに、徒歩は1時間です。)
広島市内へ出かける時や帰省の際に、西条駅から遠いので不便です。
特に西条駅からのバスの最終便が、平日22:20、休日22:00なので、終バスに間に合うように帰ってくる必要があります。
下見に住んでいると行動範囲が下見内になってしまいがちです。
そのため、西条駅の近くにはおしゃれなカフェや美味しい居酒屋があるのに、下見勢はなかなか足を踏み入れることができません。
すごくもったいない!!
他の地域に比べて比較的家賃が高い物件が多いです。
下見はアパートにもよりますが、バストイレ別、部屋が広い(10畳前後の家は多いです)、ウォシュレット付き、オートロック付きなど、家の設備も充実しています。
立地良し・設備良しで、平均して4万円以上はする物件がほとんどです。
結局何を取るのかという問題にはなってくるのですが、極力節約したいという学生にとってはおすすめできません。
大学に近いにプラスで居酒屋が多いことが原因となり、家出しに使われることが多いです。
学生はみんな西条内(または広大付近の八本松、寺家)に住んでいるので、基本的に放課後に電車に乗ってどこかへ行くことは稀です。
カラオケか居酒屋に行くしか娯楽がありません。
そのため、広大生は家でパーティーをしたり宅飲みをして遊ぶ人が多いです。
そうなったらやっぱり家出しに使われるのは、大学から近い下見住みに自然な流れでそうなります。
下見に住むと一度は家出しに使われることになることでしょう。
下見が家出しで使われるということは、もちろん夜間隣の部屋がうるさいことも正直住んでいるところによってはあります。
ただ自分の家も家出しをして友達とわいわいすることもあるので、”お互いさま”という感覚でみんな過ごしています。
(今まで一軒家で過ごしてきた学生にとっては、最初は慣れないかもしれません。)
また、居酒屋も多いので居酒屋帰りの学生の声が聞こえることもあったりします。
広大生は終電を気にする必要はありません。
下見は静まり返ることはないので、ある意味で安心して暮らせます。
4年間下見に住んだ私の感想としては、メリット・デメリットはありますが、すごく住みやすかったです。
授業の時は、バイトが前日遅くに終わってもギリギリまで寝て大学に行けるし、空きコマが多いタームも一旦家に気軽に帰れます。
飲み会となったら基本下見で行われるので、すぐに家に帰れて楽です。
あと、個人的におすすめなのが、下見は意外とすぐのところに田んぼがあることです。
田んぼの景色を眺めながら、ゆっくり散歩することができます。
心残りとしては、美味しい西条駅前の居酒屋や飲食店が遠いので、なかなか行けなかったことですね。
あと、バイト先が駅前だったので、遠かったのも少し大変でした。
今回は、下見に住むメリットとデメリットについて紹介しました!
結局のところ、何を求めるかで住む場所を決めるとは思いますが、この記事を読んで少しでも参考になればうれしいです!
おしまい。
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2021年2月16日
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