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【東広島の企業紹介】技術開発が発展の原動力『株式会社サタケ』

2018年4月12日

【東広島の企業紹介】技術開発が発展の原動力『株式会社サタケ』

東広島で就職ってどこですればいいの?そもそも東広島に就職できるところってあるの?
そんな学生の皆さんへ東広島の企業を紹介!

今回紹介する東広島の企業は
技術開発が発展の原動力
「株式会社サタケ」

 

 

株式会社サタケとは?🤔


東広島の力サタケ_1

▲サタケ広島本社のクリスタルビル

1896(明治29)年創業。創業者の佐竹利市が日本で初めての動力式精米機を開発したことが始まり。
以来、時代とともに変化する顧客のニーズに応えながら成長を続けてきました。今や食品加工機械の世界トップメーカーとしての揺るぎない地位を確立しています。

脈々と息づく「サタケ精神」

現代表の佐竹利子氏は4代目。利市(故人)が種をまき、二代目・利彦氏(故人)が幹を育て、3代目・覚(故人)が枝葉を付けてきました。
いつの時代にあっても、経営者と社員が「サタケ精神」である、「何事にも挑戦し、謙虚に学び、改善・改革する」という姿勢を持ち続けてきたことが、会社の発展の礎になった、といいます。

 精米機で始まった米の加工技術の分野では、現在では、収穫から調製加工、精米、計量包装までの全ての工程で使用される機械を生産。
米の加工技術を応用した小麦製粉や食品分野の他、環境機器や産業機械の分野にも進出している。


東広島の力サタケ_2

▲佐竹利市が開発した動力式精米機(写真上)。その動力の技術は、現在、東北新幹線のはやぶさ(写真下)に採用されるなど各方面で生かされている

 米の消費量が減少傾向にある中で、消費者には「安全・安心・美味・健康」を、生産者には「利益が出せる提案」を心掛けています。
消費者サイドに目を向けた商品では、2008年、GABA(ギャバ)生成装置を開発し、「ギャバライス」を手掛けました。

「お米の力で元気な人を創る」というフレーズで玄米に含まれるギャバという栄養成分に着目。そのギャバを白米に浸透させ、栄養と食味を両立させた「ギャバライス」を世界で初めて市場に送り出しました。
現在、東広島市や東京都、ハワイなどに直販店舗を持ち、普及に躍起しています。


東広島の力サタケ_3

▲GABA生成装置とGABA米

 サタケが持つ穀物加工や商品開発マネジメントのノウハウを農家と共有することで、付加価値の高い農業を生み出し、持続可能な農家を実現していくのが狙いです。

 サタケの発展を支えてきた原動力になったのは、技術開発だ。研究・開発部門には、広島だけで約300人が従事。現在までに3000件を超える特許を取得しています。

 今年で創業124年目。東広島に本社を持つ企業として、「東広島でリーダーシップの取れる企業に」と松本経営企画室長。今後は、中小の顧客が利益を出せるよう、付加価値が高い安価な商品の開発に努める。

”採用”について経営企画室長に聞いてみた

カレッジ開設 若い人材育成 いち早く働き方改革に着手

サタケグループの社員数は世界で約2700人。
毎年、新卒者を採用しながら、誰もが働きやすい環境づくりに取り組んできました。

経営企画室長の松本和久さんに、サタケが求める人材や、進めてきた働き方改革などについて話を聞きました。


サタケ松本和久経営企画室長

―若い力に期待することは

求めているのは、「コミュニケーション」「クリエイション」「チャレンジ」と、英語力です。英語表記の頭文字を取り、「3C」プラス「E」と呼んでいます。

英語が話せないと入社できないわけではありませんが、サタケの海外での展開を強化していく上で、英語力は不可欠となります。

―若い人を育てる観点から、2015年にサタケカレッジも開設されました

入社2年目以降の若手社員を対象にした社内大学です。年間に10日程度、田植えや稲刈りなどの農業を体験したり、人間学や財務 などを学んだりします。

一次産業の苦労を知り、人間の幅を広げてもらうのが目的です。将来的には、一般のお客様向けの講座も開設したいと思っています。

Bam Boo

▲社内保育室「Bam Boo!(バンブー!)」

―働き方改革も進められています

サタケには「会社をとりまくすべての人々を幸せにする」という基本方針があります。この方針に基づいて、社員と家族が幸せになるような環境の整備に努めてきました。
働き方改革というと、今、流行語のようになっていますが、サタケでは10年前から取り組んでいます。

―具体的には

2004年には、社員が 仕事と育児を両立できるよう、社内保育室を開設しました。仕事と家庭が両立できるよう、男性の育児参加にも積極的に取り組んでいます。
昨年、試験的に導入した週休3日制は、今年も7~8月に行います。

14年からはノー残業に取り組み、現在、直接部門を除く社員の大半が定時に退社しています。
昨年、奨学金を返済している社員に、返済の一部を援助する制度も創設しました。

\東広島の凄い企業をまとめて紹介!/

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2018年4月12日

カンボジアの大臣が広島大を視察

留学生と交流も

▲ハン・チュンナロン大臣(左)に広島大学の概要を説明する丸山副学長

 広島大学と国際交流協定を締結しているカンボジア王国教育・青少年・スポーツ省のハン・チュンナロン大臣がこのほど、東広島市鏡山の東広島キャンパスを視察した。

 ハン大臣は丸山恭司副学長や国際センターの堀田泰司教授たちから、大学概要や学生交流プログラムなどについての説明を受けた後、意見を交換。カンボジア留学生9人やカンボジアへ留学前の学生6人とも交流した。この後、広島市にある附属小学校や附属中・高校を訪問し、授業や、文科省から指定を受け取り組んでいるスーパーサイエンスハイスクールの研究内容などを視察した。

 広島大学と同省は、2016年3月に教育・学術交流を目的に協力協定を締結。17年3月には、同省高等教育局内に、同大学の海外拠点となる「広島大学―カンボジア王国教育、青少年、スポーツ省連携センター」を開設している。また、カンボジア王立8大学との国際シンポジウムなどを開催。相互の連携を強化している。

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2018年3月1日

障がい者と一緒に楽しむ姿勢大切に
霞アダプテッドスポーツクラブ

車いすソフトボールの東京大会に出場した時の一こま

アダプテッドスポーツの裾野拡大が目標

 医学部保健学科で学ぶ学部生たちでつくる霞アダプテッドスポーツクラブ(ASC)。障がい者や高齢者など、さまざまな人たちが楽しめるアダプテッドスポーツ(AS)の啓発に努めている。部員たちは「活動を通して、アダプテッドスポーツの理解を深めていきたい」と目を輝かせている。

「アダプテッドスポーツの啓発に努めたい」と話す有馬さん

 結成は2014年9月。障がい者スポーツが専門の保健学科・前田慶明講師が、講義でアダプテッドス ポーツに触れたことがきっかけ。一部学生が興味を持ち、サークルを立ち上げた。

 現在の部員は、理学療法学や作業療法学、看護学を専攻する学生を中心に50人。さまざまな障がい者のスポーツ大会を側面から支 えるボランティアと、障がい者チームの一員として一緒にスポーツを行う2つを活動の柱に据えている。大会のボランティアには、月に5回程度参加している。選手の誘導から会場の設営まで多岐にわたる。一方で、障がい者と一緒に行う競技はさまざまだ。

 部員たちは、障がい者スポーツの現場に出掛け、障がい者と積極的に触れ合うフィールドワークに取り組む。活動を通して心掛けているのは、障がい者と共にスポーツを楽しむ姿勢だという。

 前副部長の理学療法学専攻の有馬知志さん(22)は「単純に言えば、障がい者を障がい者と意識するのではなく、一緒に活動を楽しんでいる感覚。障がい者とコミュニケーションを取ることで、大学では勉強で きないことを学んでいる」と目を細める。

アンプティーサッカーの大会に出場した時の一こま

 パラリンピックを見ても分かるように、障がい者スポーツは、障がいの程度で、細かくクラス分けされる。障がい者一人一人が楽しめるように、とネットを挟んでたくさんの風船をお互いに入れ合う「風船バレー」や、目標球に、赤、青それぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたりしながらどれだけ近づけるかを競う「ボッチャ」など、さまざまな障がい者ス ポーツも考案されている。

 こうしたことを背景に、同クラブが大きな目標にしているのが、アダプテッドスポーツの裾野拡大。具体的には小学校現場での障がい者スポーツの普及と、障がい者スポーツ指導員の養成を思い描く。

 有馬さんは「障がいのある子どもは、スポーツができないという先入観を持っている。その思いを払拭ふっしょくできるようにしていきたい。障がい者スポーツを指導できる人材の確保が、障がい者スポーツの広がりにつながる」と力を込める。

霞ASC主催でボッチャ大会を開いた時の一こま

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2018年2月1日

嚥下・聴覚障害者らを無料で支援

広島国際大学 言語聴覚健康センター

▲特殊なバルーンを舌で口蓋に押し付ける舌圧測定

 広島国際大学(焼廣益秀学長)の総合リハビリテーション学部がこのほど、東広島市黒瀬学園台の東広島キャンパスに、「広島国際大学言語聴覚健康センター」を新設した。

 センターでは、嚥下(えんげ)、聴覚、言語などに障害を持つ人をサポートする「言語聴覚士」の資格を持つリハビリテーション学科言語聴覚療法学の教員らが、食べ物の飲み込みやことばの遅れ、聞こえなどに問題を抱える人の相談や支援などを無料で行っている。

 オージオメータやiPadのアプリを使った簡易的な聴力測定や、特殊なバルーンを舌で口蓋に押し付けて舌の力を測る舌圧測定などを通し、聞こえの状態や口の機能の衰えなどもチェックすることができる。問題の程度に応じて、発音・言語指導などの訓練を受けることができる。

 センターを訪れた相談者からは「リラックスして話ができる」「悩みを気軽に相談することができる」「体の状態が分かって納得できた」などの声が上がっている。

 同学部の福岡達之准教授は「足腰の衰えを気にする人は多いが、口の機能の衰えが、誤嚥(ごえん)性肺炎などの、さまざまな病気につながっていることを知る人は少ない。センターで気軽にチェックをして、健康寿命を延ばして」と話していた。

 詳細は総合リハビリテーション学部事務室0823(70)4851。祝日を除く月~金曜の9時~17時。要事前予約。

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2018年2月1日

「ひがしひろしま学生×地域塾」 まちづくりの取り組み発表

学生と地域住民ら交流

▲団体ブースごとに分かれ、意見交換をする参加者

 地域でまちづくりに取り組む学生を、東広島市が事業主体となって支援する「ひがしひろしま 学生×地域塾」の中間発表が1月20日、西条栄町の東広島芸術文化ホールくららで開かれ、地域住民ら30人が参加した。 昨年8月に開講し、入塾した広島大学や近畿大学の学生でつくる10団体は、市のスタッフやコーディネーターなどから地域づくりのノウハウを学びながら、実際に地域の中に入って企画を実践してきた。

 酒蔵通りに面した空き店舗を利用、芸術を通して酒蔵通りの魅力を発信する「酒蔵通りで1日アートギャラリー」や、市内全47地域をバイクで巡り、日常を約3000枚の写真に切り取った「〝ひがしひろしま〟の写真集を作りたい話」、安芸津町木谷の魅力を宿泊型の地域交流で発信する「地域再発見ツアーin木谷」など、学生15人が半年間の取り組みの成果を発表した。発表後には、学生と地域住民らの交流もあり、意見交換が行われた。

 「酒蔵通りで1日アートギャラリー」を企画した、広島大学の学生団体に所属する石見綾子さんは「約100人の来場があり、地域の活性化につながった。 今後も活動を続けたい」と笑顔だった。NPO法人ひろしまジン大学の平尾順平代表理事は「中間発表を見て、学生たちの成長を感じた。地域に積極的に関わろうとすることは、とても尊いこと」と話していた。学生らは引き続き3月まで活動し、卒塾式を迎える。

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2017年12月7日

サイバー犯罪防止に知恵貸して

近畿大工学部学生らが協力

 東広島市高屋うめの辺の近畿大学工学部で11月20日、広島県警察サイバー犯罪ボランティア委嘱状の交付式が行われ、工学部の2~3年生の学生5人と、電子情報工学科の藤野貴之准教授ら教職員5人が、県警本部サイバー犯罪対策課の井上裕基課長から委嘱状の交付を受けた。

 同大学がこのボランティアに参加するのは今回初めて。任期は平成30年3月末まで。学生らは、サイバーパトロールでネット上の違法有害情報の発見・通報や、SNSからの通報を容易にするアプリの開発にも協力する。同時に、学内でサイバー犯罪被害防止講座を実施するなど、教育活動や広報啓発活動を通して、学生のサイバー防犯意識を高める予定。

 交付式で井上課長は「近年、サイバー犯罪が複雑、巧妙化する中、全国で被害件数が伸びている。安心・安全なネット環境を整備するために、みなさんの力を借りて、サイバー空間の安 全を確保していきたい」とあいさつ。アプリ開発の中心となる電子情報工学科3年の二神友香さんは「現在、通報から削除までに手間がかかるので、それを簡略化するアプリを開発している。1人でもサイバー犯罪に遭う人がいなくなればうれしいので、なるべく早く完成させたい」と意気込んだ。

 同ボランティアは、県下では平成26年度から開始。今年度は広島大や広島女学院大の学生や、社会人約125人が県警からの委嘱を受けて活動している。

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2017年9月7日

学生目線で地域活動 「学生×地域塾」が本格始動

東広島市

 東広島市が主催する「ひがしひろしま 学生×地域塾」が8月19日、始動した。「学生×地域塾」は地域おこしに関心のある、市内の大学・大学院に在籍する学生が対象。市のスタッフやコーディネーターなどから地域づくりのノウハウを学び、学生自らが企画した地域活動を、数回のワークショップを経て具現化していく。初めての試みで、今年度は広島大学や近畿大学の10団体が参加する。

▲団体ごとに構想を発表して意見を交換し合う学生ら

 8月19日~20日には、豊栄町の清武西地域センターで、合宿形式の入塾式とワークショップが行われ、7団体11人が参加。ワークショップでは「宿泊型の地域交流」や「留学生と地域をつなぐイベント」など団体ごとに地域活動の構想を発表、意見を交換し合った。講師として招かれた、特定非営利活動法人ひろしまジン大学の平尾順平学長らのアドバイスを受け、2日にわたり企画書を練り上げた。

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2017年9月7日

子ども向け体験講座 31講座に1100人参加

広国大

 広島国際大学が主催する、小・中学生を対象にした「子ども向け体験講座」が7月22日から8月26日まで東広島キャンパスと呉キャンパスの2会場を使って行われ、延べ約1000人の子どもたちが参加した。

▲AEDの使い方を体験する参加者

 職業体験が10講座、ものづくり・科学体験が21講座あった。8月26日には、東広島キャンパスで「救急救命士のお仕事 心肺蘇生法を体験してみよう!」が開かれ6人が参加した。

 6人は、同大学保健医療学部の諌山憲司准教授と、救急救命学を専攻する学生らから、救急救命士の仕事内容や胸部圧迫による心肺蘇生法の基本的な流れ、AEDの使い方などを約1時間にわたって学んだ。

 体験講座は大学の最新の設備や機器に触れ、医療の仕事の魅力やものづくりの楽しさを、夏休み中の小・中学生に知ってもらうことが目的で7年前から開講している。

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2017年4月27日

広島大生がジャム店をオープン

「生詰檸檬蜜」648円~(左) 大崎上島文田農園の「まんませとか」200g 800円

 東広島市西条本町、酒蔵通りの「まちなか商店」で広島大生の杉田奏子さんが「奏2017」をオープンした。若者の起業を支援するコンサル業の榎本知己さんが店の代表としてサポートし、来年の3月まで1年間営業する。
 大崎上島や三次の平田観光農園、豊栄のトムミルクファームなどの手作りジャム40種以上を買い取り、販売。ほかにも、賀茂泉の酒粕を使った鯖寿司や豊栄の自社農園で栽培した椎茸が原料の鰹ふりだしなど東広島の特産品も取り扱っている。
 将来起業を目指す杉田さんは「これからまだまだ内装にもこだわりたいし、イベントも考えています」と話している。

広島の島と山と酒蔵の香りを奏でるお店 奏2017
●東広島市西条本町7-23
●営業日/土・日・祝
●営業時間/10:00~15:00

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2016年10月5日

「地域マイスター留学」で 広島大学生が就業体験

発電機の説明を聞く広島大生の長尾さん(左)

 広島大学の学生2人が、東広島市の「地域マイスター留学」を使い、市内の企業2社で就業体験を行った。地域マイスター留学は、大学生が市内の企業で就労体験を行い、その後その企業の広報部員として年度末までインターネットやイベントなどで会社のPRを行うもの。学生に東広島の企業の魅力を知ってもらい、就職率アップにつなげるのが目的で今年度から始まった。
 体験したのは、広島大学総合科学部3年の長尾沙也加さんと同大工学研究科2年の芦田洋一郎さん。夏休みを利用して9月に約10日間、水力発電設備製造の同市八本松町原のイームル工業で就業体験を行った長尾さんは、「この体験を就職活動に生かせるようにしたい」と笑顔で話した。          (西村)

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