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サイバー犯罪防止に知恵貸して

2017.12.07

近畿大工学部学生らが協力

 東広島市高屋うめの辺の近畿大学工学部で11月20日、広島県警察サイバー犯罪ボランティア委嘱状の交付式が行われ、工学部の2~3年生の学生5人と、電子情報工学科の藤野貴之准教授ら教職員5人が、県警本部サイバー犯罪対策課の井上裕基課長から委嘱状の交付を受けた。

 同大学がこのボランティアに参加するのは今回初めて。任期は平成30年3月末まで。学生らは、サイバーパトロールでネット上の違法有害情報の発見・通報や、SNSからの通報を容易にするアプリの開発にも協力する。同時に、学内でサイバー犯罪被害防止講座を実施するなど、教育活動や広報啓発活動を通して、学生のサイバー防犯意識を高める予定。

 交付式で井上課長は「近年、サイバー犯罪が複雑、巧妙化する中、全国で被害件数が伸びている。安心・安全なネット環境を整備するために、みなさんの力を借りて、サイバー空間の安 全を確保していきたい」とあいさつ。アプリ開発の中心となる電子情報工学科3年の二神友香さんは「現在、通報から削除までに手間がかかるので、それを簡略化するアプリを開発している。1人でもサイバー犯罪に遭う人がいなくなればうれしいので、なるべく早く完成させたい」と意気込んだ。

 同ボランティアは、県下では平成26年度から開始。今年度は広島大や広島女学院大の学生や、社会人約125人が県警からの委嘱を受けて活動している。

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