みなさんこんにちは。
突然ですが質問です。
あなたはブラック企業に勤めたいですか。あるいはホワイト企業に勤めたいですか。
当たり前のように、「ホワイト企業に勤めたい」という声が聞こえてきます。
自らブラック企業に就職する人は、よほどやりたいことを見つけた人かただの変な人のどちらかでしょう。
ホワイト企業に行きたいという人が多いということは、ホワイト企業は倍率が高くなりやすいのです。
今回は、そんな「ホワイト企業が多く存在する業界」についてご紹介します。業界を選べば、意外と倍率が低くてホワイト企業に就職できてしまうケースもあるので、どうしてもホワイト企業にこだわりたい方はぜひ参考にしてみてください。
(※ホワイト業界に関しては前後半2回に分けてお届けします。今回は前半です。)
Contents
みなさんは「そもそもホワイト企業の定義はなんだ?」という疑問を持ったことがありますか。私はそのような疑問を持ったことがあります。
今回ご紹介するホワイト企業は、
1. 休みがしっかり取れる
2. 平均年収が比較的高い(業界平均で700万円以上)
3. 福利厚生が充実している
の3つの要素を満たしやすい業界と定義します。
(※主に判断基準わかりやすい年収に着目しています)
このポイントを押さえていれば、みなさんの想像するホワイト企業の要件は十分に満たされているのではないでしょうか。他にも追加で押さえておきたいポイントがある場合にはぜひご自身で調べてみてください。
電力・ガス業界とは、電力、ガスなど私たちが日常生活を送る際に欠かせないサービスを提供している業界です。
そのため、コロナや外的要因などで業界上利益に影響することはほとんどありません。
電気ガス業界全体での平均年収は688万円となっており、上場企業全体の614万円より74万円高い水準となっています。
せっかくなので平均年収の高い企業をみておきましょう。
1位 イーレックス株式会社:1147万円
2位 中部電力株式会社:849万円
3位 関西電力株式会社:836万円
このようにみてみると、ガス会社よりも電力会社の年収が高い傾向にあることがわかります。
ちなみに、主要電力10社の中で平均年収が最低の北陸電力株式会社は平均年収701万円です。
化学業界と言われてもピンとくる人は少ないのではないでしょうか。
化学業界の企業は、私たち消費者に直接商品を販売しているわけではなく、企業に対して商品を販売しているため馴染みのない企業が多くなります。化学技術で製品を生み出しており、化学工業製品や身近なものだと洗剤や医薬品などがあります!
化学業界の平均年収は639万円となっており、上場企業全体の614万円より15万円高い水準となっています。(参照:年収チェッカー)
こちらも平均年収の高い企業をみておきましょう。
1位 株式会社三菱ケミカルホールディングス:1011万円
2位 ウルトラファブリックス・ホールディングス株式会社:985万円
3位 富士フイルムホールディングス株式会社:970万円
上位3社の中で社名を聞いたことがある企業は、富士フイルムくらいでしょう。
化学業界の企業は知名度が低いため応募者数が他の業界と比べると少なくなる傾向があります。
平均年収が700万円を超える企業が67社もあるのが化学業界です。
ただし、ホワイト企業ばかりではないということには注意してください。あくまでホワイト企業が多い傾向にあるということなので、自分自身でしっかりと調べた上で選考を受けてくださいね!
リース業界と言われても「?」という方が多いと思いますので、マイナビAGENTのリースの説明を引用します。
リースとは、顧客に対して器具や設備などの物件を長期的に貸し出すサービスのことです。リース会社は、取引先に自社が購入した製品を貸し出し、リース料を受け取ることで利益を上げています。
リースと似たサービスにレンタルがありますが、レンタルとリースとでは貸し出し期間が異なります。リースの貸し出し期間が半年から10年程度であるのに対し、一般的にレンタルの貸し出し期間は1日から1ヵ月程度です。(引用先:マイナビAGENT)
家庭用にもリースサービスを提供している企業がありますが、それを企業向けに展開している企業という程度の認識で問題なさそうです。
リース業界の中で平均年収の高い企業もチェックしておきましょう。
1位 三井住友ファイナンス&リース:883万円
2位 みずほリース:874万円
3位 オリックス:871万円
ちなみに、業界内平均年収8位までは750万円を超えており、10位の日産ファイナンシャルサービスが平均年収651万円です。
業界TOP企業の平均年収が驚くほど高いわけではありませんが、TOP10に入る企業であれば上場企業平均よりも高い水準の年収が見込めるようです。
リース業界を目指す人はあまり聞いたことがありません。ホワイト企業が多い割に応募者数が少ないということが予想されるため狙い目の業界と言えそうです。
今回は、ホワイト企業の多い業界を3つ取り上げました。
今回取り上げた業界の中に知らない業界はありましたか?
ホワイト企業に就職したいと思っている人は、ぜひ「電力ガス業界」「化学業界」「リース業界」の選考を受けてみてください。電力ガス業は人気が高く、どこの企業も非常に難易度が高いことが予想されますので、化学業界やリース業界も併願することをおすすめします。
次回はホワイト企業の多い業界後半ということで、みなさんも知っているあの業界もご紹介します。もちろん、今回のように意外と知らないホワイト企業が多い業界もご紹介しますので、楽しみにしていてください。
おしまい。
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投稿者名: ありす