2021年1月3日
大学生ならOneNoteで講義ノートを取ろう!
広島大学はパソコン必携だ。
広島大学ではマイクロソフトの主な製品を、大学生及び教職員が利用できるように一括してライセンス購入(マイクロソフト包括ライセンス契約)している。
つまり学生・教職員はマイクロソフトの主な製品を無償で利用できるのだ。
授業でもレポートを書くためにWordを、授業で行うプレゼンの資料作りにPowerpointなどのマイクロソフト製品のアプリを使うことが多い。
しかし、それだけでは勿体ない。私が是非お勧めしたいのはOneNoteというアプリだ。
大学生と言えば授業中パソコンで講義ノートを取る姿に憧れを抱く人で多いのではないだろうか。それを実現してくれるのがこのOneNoteだ。
かっこいいだけじゃなくメリットもちゃんとある!
以下それを紹介していくぞ!
ペンも紙もデータに置き換わる。色付き文字も自由自在なので、いちいちペンを揃える必要がない。無限にページも増やせる。消耗品の出費は確実に減るだろう。
ノート、ペン、ファイルなど、ごちゃごちゃとカバンに入れたり持ち運んだりしなくてもパソコン一台で完結してしまう。
あれ入れたっけ…? 消しゴム忘れたー!などと困ることもない。
かなりストレスフリーだぞ。
あれ、あの資料どこにしまったっけ…などと焦ることも無くなる。
何故ならパソコンの中に資料は入っているのだから。
だが、紙で資料が配布されることの方が多いのも現状だ。その場合、スキャナーで取り込んだり、写真を撮影してそれをOneNoteにアップロードするなど手間が増えると感じるかもしれない。
しかし、パソコンの中に一括で保管されているので置き場所を取らずに無くす心配が無いことに比べたら些細な事だ。
OneNoteにはワード検索機能がある。
あるワードを打ち込んで、設定した検索範囲内で一致するワードが書かれてるページとその箇所が分かる。
〇〇の定義ってなんだっけ?とペラペラとノートをめくる時間が削減できる。
色、太字で強調、文字のサイズを変える。表の作成などなど
あなたの理想のノートが作れちゃう。そう、OneNoteならね。
しかし、完璧なものなどこの世には無い。
以下自分が感じたデメリットを紹介しよう!
数式を打ち込む場合数式ツール、グラフを書く場合数学用アシスタント機能が使えるのだが、この操作が割と面倒だ。
ノート取りが講義のスピードに追い付かないであろう。
surfaceペンを使って直接画面に書き込む方法もあるが、紙に書くのと比べ、筆圧などが安定しにくく、慣れる必要がある。
グラフなども同じ理由で、筆が安定しないので書きづらさがある。
大人しくノートやルーズリーフを使ってノートを取ることをオススメする。
経済学部の僕は、数式が多い講義は紙で経済理論中心に学ぶ講義はonenote使ってた!
機械だから当然!電池が切れたら使えない。
広島大学では図書館や学生プラザ、マーメイドカフェなどで充電は出来るものの、授業が連続であると充電しにいく時間が取れない。
買いたてのパソコンならばバッテリーの持ちは良いが、1年近く使い古していると意外と一日持たなかったりもする。
モバイルバッテリーなどで対応しよう。
以上がOneNoteを使うメリットとデメリットだ。
①OneNoteを使った方がスマートに勉強が出来る
②理数系講義や電源には注意する。
これらを踏まえて、さぁ!君も明日からOneNoter(造語)になろう!
おしまい。
2020年12月10日
【学部別】2年生までに絶対に抑えておきたい科目紹介〜情報科学部編〜
大学では、学部生である4年間のうちに様々な科目を受講し、その知識を身に付けるのに日々時間を費やしています。もちろん、それは広島大学でも同じ。広島大学でも、日々様々な科目の講義が行われています。
当然、それらの科目全てがその学部では重要な科目です。ですが、やはりそんな科目の中にも、「これだけは何がなんでも抑えておきたい科目」というのが存在します。(「そんなの全科目そうだろ!」ってツッコミは今回無しで・・・笑)
どのような科目かと言いますと、例えばその科目を受講していないと別の科目が受けられないといったものや、その科目の知識がないと、それ以降の科目が理解できないといった科目のことです。
ただ。
そのような科目は、講義を受けているときは真の意味での重要性に気が付きにくいのではないかと思われます。
だから、
「あのときあの科目をもっと頑張っていれば、今頃こんなに落単することは無かったのに・・・」
「たった1つの科目を落としただけで、ここまで周りとの知識の差が生まれてしまうなんて・・・」
なんてことも起こり得るわけです。いやぁ、怖いですね。
というわけで!
この記事では、ある学部における”超重要科目”をその学部に所属する人が紹介していき、その科目の重要性、実際に受講していたときの感想、そして勉強のコツなどをご紹介していきます!
今回は、タイトルにある通り「情報科学部」の科目についてご紹介していきます!
〜情報科学部について〜
情報科学部は、2018年に新設されたかなり新しい学部で、1、2年生のうちはプログラミングや統計といった科目を学び、3年生以降から「データサイエンスコース」と「インフォマティクスコース」という2つの専門コースに分かれ、データ分析や情報処理といったことについて学んでいく学部となっています。
情報科学部には、情報に特化した科目が数多く存在しますが、その中でも特に抑えておきたい科目はどのような科目なのでしょうか!?
早速、見ていきましょう♪
情報科学部と聞いて、パソコンなどのコンピューターを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
そんなコンピューターと切っても切り離せないのがプログラミングです。情報科学部では、そんなプログラミングを計4つの講義(プログラミングⅠ〜Ⅳ)に分けて、各セメスターごとに数字の若い順から受講していきます。
そして、「プログラミングⅠ」は複数回におけるプログラミングの講義の中でも、新入生が初めて受講する科目となっており、C言語の初歩を学んでいく科目となっています。
Q.なぜこの科目が超重要科目なの?
いくつか理由がありますが、主な理由が「この講義を理解できないと次の講義に進めないから」です。
というのも、この科目自体が情報科学部の必修科目となっており、卒業にはこの講義を受けて単位を取ることが条件となっています。
また、前述の通り、この科目は複数の講義を受けることで、徐々に学習内容のレベルを上げていくタイプの科目となっています。そのため、講義が進むにつれ、当然講義内容はどんどん難しくなっていきます。
それもあってか、情報科学部のプログラミングの講義では「単位が取れるまでは次の講義にいけない」という決まりがあります(なお、学部の方針次第では、今後この制約はなくなるかもしれません)。
なので、プログラミングⅠの単位を落とした人は、次のセメスターでもまたプログラミングⅠを受講し、プログラミングⅡに進むことができないということになります。
そうなると、本来であれば2年生が終わるまでに受講し終わるプログラミングの授業も、3年生以降まで受講しなければならないということになります。それはさすがに嫌ですよね。
また、シンプルに考えて、プログラミングⅠを落とす人がプログラミングⅡを手軽に理解できるはずがありません。順調に進んでいる人ですら次の講義になると音を上げるくらいですから。
それに、ここまでは難易度の話をしてきましたが、プログラミングは情報科学部の様々な講義の中で登場します。なので、プログラミングⅠで学ぶプログラミングの初歩のことが理解できないと、おそらく2年生になってから非常に苦労します。
Q.なら、勉強法は?
とにかく、分からないことを分からないままにしないことです。おそらく、プログラミングⅠを受講する学生の多くがプログラミング初心者なので、分からないことだらけだと思います。そんな分からないことを分からないままにしていては、いつか必ず反動が来ます。
なので、最初のうちは分からないことがあって本やネットで調べて、それでも解決しそうになければ、潔く先生や友人など、様々な人に聞いてみましょう。分からないことは罪ではありません。分からないことを放置するのが罪なので。
そうすれば、きっとプログラミングⅠは突破できるでしょう。頑張ってください。
線形代数学も、プログラミングⅠ同様、新入生が受講する科目の1つです。
この科目では、主に行列について学んでいきます。
ちなみに、行列ってみなさんご存じですか?有名なタピオカ専門店の前に見えるアレや、Appleの新機種発売日に見られるあの行列とは意味が全く異なります。ここでいう行列は、以下のようなものを指します。
どこかで見たことありませんかね?かっこの中に、謎の数字がチラホラと…
これが、行列です。復唱になりますが、線形代数学では主にこの行列について学んでいきます。
Q.なんで超重要科目なの?
情報科学部で扱うデータ分析や情報処理などでは、行列という概念が嫌と言うほど登場します。ということは、線形代数学で行列についての知識を蓄えておかないと、今後受講する科目がチンプンカンプンになってしまうということです。
個人的に、結構頻繁に登場するなと思った行列の概念は「逆行列」、「行列式」、「固有値」などですかね。
もしかしたら、気づいていないだけでもっとたくさんの概念が登場しているのかもしれませんが、とにかく、「行列を知らないと情報科学部はやっていけない」というわけです。
Q.勉強のコツはある?
行列という概念を正しく理解し、問題を解きまくることですかね。行列には、というか数学には複雑な条件下でしか成り立たないような定義・定理も多数存在します。
だから、普通に問題を解いていて「あ!この問題昔解いた問題だ!」って思って手をつけても、実は過去に解いた問題と条件が微妙に違っていて、同じ手順では解けないなんてこともあります。
なので、問題にたくさん触れて、同時にその問題内で提示されている条件は何か、この条件下で成り立ち、解答を導くのに必要な定義・定理は何かなどを吟味し、行列という、新入生にとって新しい概念に慣れていく必要があるのではないかと思います。
この科目も、前に登場した2つの科目同様、新入生が受講する科目の1つです。
学ぶ内容は名前の通りで、微分や積分について学んでいきます。ただ、ここでいう微分積分は高校で習ったような微分積分の上位互換といいましょうか、とにかく、学ぶことが非常に増えます。
ではここで問題です。以下の積分を10秒で解けますか?
(この積分の答えに関しては、皆さんで調べてみてください!)
また、微分積分学では、テイラー展開やマクローリン展開、偏微分など、大学数学における重要な概念がたくさん登場します。この科目は、微分積分における重要かつ基礎的な概念を学んでいく科目となっています。
Q.なんで超重要科目なの?
あまり知られていませんが、微分積分は世の中のあらゆることと密接に関係しています。
例えば、物理学は微分積分が使用されている王道分野ですね。高校で物理を学んだことがある人なら必ず目にしたことがあるはずの、ma=F。これは「運動方程式」と呼ばれていますが、この式が成立する過程には微分積分が数多使用されています。
なので、今後数学を用いた技術職などに就きたいという人は、微分積分はマストで学ぶ必要があると言えます。
また、情報科学部生に関係する話をすると、微分積分学をきちんと学んでおかないと、2年生の微分方程式やフーリエ解析、システム最適化などで痛い目を見ることになるでしょう。これらの科目は、特に微分積分を使用するので。
Q.お願い!勉強法を教えて!!
この科目は、とりあえず公式の暗記が必須です。実は、先ほどお見せしたあの積分の式も、有名な積分公式のひとつです。
あの積分公式のように、大学の微分積分では、高校では習っていなかった(であろう)公式がわんさか登場してきます。なので、問題を解く中で
「あれ、この式の形どこかで見たことある…あ、そうだあの公式かな?」
なんてしていたら時間がかかってしまいます。だから
「あ、この式の形はあの公式使えるな」
というように、式を見たら即座に公式が思い浮かぶレベルになるまで勉強すると、微分積分学の苦労が減るでしょう。そのためにも、問題を解きまくって微分積分に慣れるのは大事だと思いますね。
いかがでしたか?
今回は、情報科学部で学ぶ科目の中でも、特に重要だと思われる3科目をご紹介しました。ただ、これらの科目以外の科目も当然全て重要な科目なので、どれも単位を落とすことなく、着実に知識を蓄えていきましょう♪
…ところで、お気づきの方がいらっしゃると思いますが、ここで紹介した科目は全て「1年生」のときに受講する科目です。だから、この記事を一言でまとめると、次のようになります。
1年生を舐めたらアカン。
この記事はここまで!それでは!
(この記事に記載されている講義情報は2020年度のものを参考にしています。また、学部の方針次第で講義内容や受講時期が変化する場合があります。ご了承ください。)
2020年11月19日
【広島大学・留学】中国語研修プログラムとは?
広島大学にはたくさんの留学プログラムがありますね!
STARTプログラムはみんな頷けると思いますが、語学研修プログラムはご存じでしょうか!?
第二外国語(中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、英語)を短期留学で勉強できます。
言語の勉強や留学には興味あるけど、全然話せないし敷居が高い…
語学初心者でも広島大学の語学研修は安心して参加できるんです!!
今回は、「中国語研修プログラム」はどうやって参加するのか、何をするのかということを、経験談も含めてご紹介します。
现在开始吧!!
※個人の体験談による情報です。年度によってはプログラム内容が大きく変わることがあるのでご容赦ください。
広島大学で行ける中国語研修プログラムは3つあります。
・中国語・中国文化特別研修(北京・約3週間・9月(6月頃募集))
・中国語・台湾文化特別研修(台湾・約2週間・8月(4~5月頃募集))
・輔仁大学春季中国語言文化研修(台湾・約2週間・3月(12月頃募集))
中国語と中華文化体験ができる短期留学プログラムで、どれも全学部・研究科対象で広大生なら誰でも参加できます。(ただし中国語学習経験または学習意欲が必須です。)
例年、輔仁大学春季中国語言文化研修は春季のSTARTプログラム台湾と併願できます。
ちなみに私は、中国語・中国文化特別研修と輔仁大学春季中国語言文化研修に参加したことがあります。1年に複数のプログラムに参加することもできますし、同じプログラムに翌年も参加することも可能です。
応募方法は、「参加申込書」と「参加希望理由及び修学計画書」の2つを提出すれば応募完了です。基本的には書類審査のみになります。
※学部1年生の夏季プログラムの参加者は大学の成績評価がないので、JASSO奨学金申請のために、採用決定後に試験または面接があります。
応募用紙の取得方法は、
[もみじマイページ→お知らせ掲示]からと[もみじTopページ→学びのサポート 留学→海外で語学を学びたい 中国語研修プログラム]
のどちらかから可能です。募集時期が近くなったら、忘れないように常々チェックしましょう!
費用は15万円前後ですが、要件を満たせばJASSOの奨学金(6万円)に申請でき、なんと10万円以下で参加できます!
現地での食費や教材費などは含まれないので、それを含めると人によりますが10万円程度に収まると思います。”かなり”お得じゃないですか?
さて、採用されると「パスポートのコピー」、「ビザ申請書類(中国)」、「JASSO奨学金申請書類」の提出があります。
航空券やビザ申請、大学・住むところの手配はすべて大学側が準備をしてくれます!必要書類さえ提出しておけば、あとは荷物の準備と心構えだけで大丈夫です◎
採用後、オリエンテーションが1回と事前勉強会が数回あります。
勉強会はSTARTプログラムのように、グループに分かれて成果発表をするものではなく、先生に行く大学の周辺情報について教えてもらう講習会のようなものです。
そのため、留学メンバー内でもほとんどの人が留学始まってから初めて話します(笑)みんなはじめましてなので、学年関係なく仲良くなれますよ^^
それぞれの研修プログラムによって内容は少し違いますが、どれも午前中は大学で中国語の授業、午後は現地の日本語を勉強している学生との交流会、中華文化の講義、自由時間です。
休日は、自由行動かみんなで中国・台湾の有名な歴史的観光地に行きます。
私が参加した中国語・中国文化特別研修のとある平日の1日の流れを簡単にご紹介しますね~
8:30~11:30 中国語の授業
13:30~15:00 学生交流・文化体験
15:00~ 自由時間
留学初日にテストがありクラス分けされます。広島大学生専用のクラスもありますが、中国語のレベルによっては現地大学の留学生クラスにレベル別に配属されることもあります!
授業は中国語で中国語の授業を受けるので、先生の話を少しでも聞き取りたいがためにみんな必死に中国語を勉強する環境が自然とできます。最初は正直こてんぱんにやられます、、
留学生クラスに入ると、長期留学しているいろんな国の留学生と一緒に授業を受けて、仲良くなったり中国語学習のモチベーションUpにつながります!
現地大学の日本語専攻の学生と日本語や中国語でお話したり、現地大学の先生による中華文化の講義を受けます。
現地の学生さんたちはとてもやさしくて、交流会以外の時間にも一緒にご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりするほど仲良くなれます。
私は留学後の今も連絡を取っている友人もいますよ!
夜の集合時間にさえ間に合えば、本当に自由にどこでも行くことができます。大学は都市(台湾は都市近郊)にあるので、観光地がたくさんあり、毎日の自由時間に少しずつゆっくり巡れます。
中国の研修では他の留学生と寮が一緒だったので、ときどき夜にカードゲームやけまりをして遊ぶことも!
休日は、自由行動の日もありますが、何回かみんなで遠くの有名な歴史的観光地に行きます。
年によってそれぞれですが、輔仁大学春季中国語言文化研修(2017年度)では、十分や九份、故宮博物館などへ行きました。
中国語・中国文化特別研修(2019年度)では、京劇を見に行ったり万里の長城に行きました。
有名観光地ですが、どこも自分で手配していくのは遠かったり大変だったりするところなので、楽々安心に観光できます!
住まいは大学寮か大学近くの宿泊施設(ホテルやゲストハウス)になります。
また、広島大学の引率の先生がいらっしゃるので、困ったことがあればいつでも相談できます。
実際に2つの研修プログラムに参加してみて、自分の中国語力を思い知らされたり、一緒に中国語学習を頑張る仲間が広大生問わずできたことが、私にとっての一番の財産だったかなと思います。
また、言語を学ぶ上で、その言語圏の文化を実際に自分の目で見て体験して確かめることはなかなか旅行などではできないこともあるので、留学というかたちを選択してよかったです!
大学のいろんな制度を駆使して、語学研修に限らずいろんなことにチャレンジして楽しい学生ライフを!
おしまい。
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