2021年1月1日
【広島大学・留学】STARTプログラムとは?~全体概要、STARTタイ編~
憧れの大学生活はみなさんいろいろ思い浮かべるものはあると思いますが、
「留学をしてみたい!!」
という気持ちがある人は必見です!
広島大学には、”START”という簡単に短期留学ができるプログラムがあります。
今回は、「STARTプログラムとはどんな留学か、STARTタイについて」を紹介していきます!
※START+プログラムについては今回は取り上げていません。
まず、STARTプログラムとは
START(*)プログラムは,学部1年次生が海外の協定大学で学ぶとともに,現地学生との交流・ディスカッションを行い,日本と異なる文化・環境を体験することで,国際交流や長期留学への関心を高めることを目的としています。
https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/start.html
と、もみじの概要にあります。
要は、大学の全面バックアップのもと簡単に行ける「お試し留学」のようなものです。
STARTプログラムは、夏休みか春休みどちらかの2週間で、最近だと7~8か国の国が用意されています。
<2018年度(7か国)>
前期(夏休み期間中)
インドネシア、台湾、オーストラリア、タイ、アメリカ
後期(春休み期間中)
オーストラリア、ニュージーランド、台湾、ベトナム
対象は学部1年生のみで、13歳以後から大学入学前までに31日以上の海外滞在経験がない人に限ります。
費用は6~19万円で、アジア圏であれば7,8万円、英語圏であれば10万円以上必要です。
書類審査と面接試験があります。
もみじで応募開始などの情報開示があるので、チェックしておきましょう!
書類審査は、基本情報と志望理由書の提出があります。
面接は英語での面接になります。
先ほど書いた通り、高くても英語圏で20万円あれば行けます。
海外にあまり行かれたことがない方から見ると高いかも…と思うかもしれませんが、
かなり安いです!!
ちなみに、私が高校のときに同じような形式で英語圏に短期留学した時は、30万円ぐらいかかったので、だいたい2分の1の費用で行けることになります。
さらに、JASSOの奨学金申請に通ればもっと安く行けます!
STARTは全学部対象なので、同じキャンパス内の学部はもちろんのこと、
他キャンパスの友達もできます!
参加した中で一番良かったことだと思っています!
事前学習会や、何かとグループを組むことが多いので、同じ国に行った人みんなととても仲良くなれます。
私にとってSTARTの仲間は、同じ意識を持って一緒にやり遂げたので、将来や夢を語り合える特別な友達になりました!
4年生になった今でも、一緒に遊んだり、みんなで集まって飲み会をしたりしています!!
留学といっても短期なので、堂々と「留学しました!」と言えるようなプログラムではありませんが、
「留学ってこういうものか!」ということを知る機会にはなると思います。
STARTに参加する学生の中には、初海外という人もかなりいるので、海外に行って見たいなーくらいの気持ちでも気軽に参加できます。
それから、大学中に長期留学を考えている人にとっては、広島大学生用ですが現地大学の授業を受けることができたり、行く国によっては長期留学生がいて話を聞けたりもするのでおすすめです。
STARTタイでは、5つのグループに分かれて、それぞれのテーマでプレゼン資料を作ります。
2017年度は、「政治」、「経済」、「産業」、「教育」、「文化」のグループに分かれて、タイへの出発前の発表会に向けてプレゼンを準備します。
それ以外にも、1つの班が先生となり、交代しながらみんなで自主勉強会を開いてタイのことについて勉強します。
留学までにかなりの頻度でメンバーと集まる機会があるので、留学前までにみんなと仲良くなれます。
STARTタイの留学について紹介します。
※2017年度の留学経験をもとに紹介しています。プログラム内容は毎年若干変わります。
2017年度は9/5~9/21の17日間の短期留学でした。
タイの東大と言われている「チュラロンコーン大学」(以下チュラ大)で広大生特別クラスを用意してくださって、現地の教授から授業を受けることができます。
だいたい、平日の午前中に講義が入っています。
2017年度は、
” Survival Thai”、
” Presentation Technique”、
” The Wonder of Thai Arts and Architecture”、
” Economy and politics in Thailand & ASEAN, and international relationship with Japan“、
”Cooking Som-Tum”など、
タイの歴史や文化を学ぶ授業がありました。
授業はすべて英語で行われるので、理解するのには苦労しましたが、とてもいい経験になりました。
それ以外にも、チュラ大で日本語を学んでいる学生との交流会や、附属小学校に行って授業見学をする時間もありました。
巨大な大仏で有名な「ワット・ポー」、タイの象徴「アユタヤ」、エメラルドの仏像があってカラフルな寺院の「ワット・プラケオ」など有名観光地をみんなで回ります。
チュラ大の先生がガイドとして一緒にまわってくださるので、学びも深まります。
歴史施設だけでなく、ゾウに乗ったり、チャオプラヤ川クルージングをしたり、とても充実していました!
JETRO Bangkok、
マツダ、
Company Ananda Golden Land Property Development Plc.、
JICA タイ事務所、
UNESCAP 国際連合アジア太平洋経済社会委員会と、
タイの経済発展に関わる企業へ訪問できます。
普段なかなか行けない日系企業や国際機関に訪問できるところが、STARTタイの最大の魅力です!!
企業訪問をして、事業内容や日本との関係についてのお話を聞いて、質問をする時間もあります。
その他にも、JICAプロジェクトサイト訪問として、”Thanyaburi Home for the Destitute (Women)”という貧困女性の保護・介護施設へ行き、実際に青年海外協力隊としてここで働かれている方にお話を伺うこともできました。
留学最終日に、それぞれのテーマの班で2週間調べた集大成を発表します。
留学期間中、講義や企業訪問、日常生活の中で調べたり感じたことを、チュラ大の先生方の前で英語で発表しました!
もちろん1日でできるものではないので、毎晩班で集まってプレゼンの準備や次の企業訪問でどんなことを質問するかなど、会議をしていました。
タイのことについて、真剣に意見交換を行ったり、わからないことは助け合ったりしながら、本当の意味で「仲間と協力する大切さ」を理解できたような気がします。
チュラロンコーン大学の留学生寮に2人1部屋で生活していました。
寮は日本と同じようなもので、洗濯機は共同で、掃除あり、バスタオル貸し出しありのとても快適な寮でした。
ただ、ほぼすべての部屋でゴキブリが発生するので、行かれる予定の方はゴキブリスプレーを持って行っておいた方がいいかも…!
平日の授業終わりは、生活班が決まっていて班メンバーで夜ご飯を食べたり、お出かけします。毎日2班ずつ一緒になって、動き回ります。
縛られすぎのように見えるかもしれませんが、絶対に一人になることはないので、案外楽で楽しくやっていけます。
STARTメンバーが他の留学と比べて異常なほど仲良くなれるのは、ここにも理由があるのかもしれません!
休日は、班の縛りもなく、自由に観光できます。
マーケットに行ったり、少し遠くの観光地に行ったり、とっても楽しいです!
今回は、STARTの大まかな概要と、STARTタイについてご紹介しました。
STARTプログラムに行こうか迷っているのであれば、行った方がいいと私は思います!!
また、STARTタイの魅力は何といっても、まさに経済発展している環境に身を置けたり、日系企業や国際機関への訪問ができるところ!
ぜひこの記事を参考にして、START、STARTタイへ参加してみてください!
おしまい。
2020年11月19日
【広島大学・留学】中国語研修プログラムとは?
広島大学にはたくさんの留学プログラムがありますね!
STARTプログラムはみんな頷けると思いますが、語学研修プログラムはご存じでしょうか!?
第二外国語(中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、英語)を短期留学で勉強できます。
言語の勉強や留学には興味あるけど、全然話せないし敷居が高い…
語学初心者でも広島大学の語学研修は安心して参加できるんです!!
今回は、「中国語研修プログラム」はどうやって参加するのか、何をするのかということを、経験談も含めてご紹介します。
现在开始吧!!
※個人の体験談による情報です。年度によってはプログラム内容が大きく変わることがあるのでご容赦ください。
広島大学で行ける中国語研修プログラムは3つあります。
・中国語・中国文化特別研修(北京・約3週間・9月(6月頃募集))
・中国語・台湾文化特別研修(台湾・約2週間・8月(4~5月頃募集))
・輔仁大学春季中国語言文化研修(台湾・約2週間・3月(12月頃募集))
中国語と中華文化体験ができる短期留学プログラムで、どれも全学部・研究科対象で広大生なら誰でも参加できます。(ただし中国語学習経験または学習意欲が必須です。)
例年、輔仁大学春季中国語言文化研修は春季のSTARTプログラム台湾と併願できます。
ちなみに私は、中国語・中国文化特別研修と輔仁大学春季中国語言文化研修に参加したことがあります。1年に複数のプログラムに参加することもできますし、同じプログラムに翌年も参加することも可能です。
応募方法は、「参加申込書」と「参加希望理由及び修学計画書」の2つを提出すれば応募完了です。基本的には書類審査のみになります。
※学部1年生の夏季プログラムの参加者は大学の成績評価がないので、JASSO奨学金申請のために、採用決定後に試験または面接があります。
応募用紙の取得方法は、
[もみじマイページ→お知らせ掲示]からと[もみじTopページ→学びのサポート 留学→海外で語学を学びたい 中国語研修プログラム]
のどちらかから可能です。募集時期が近くなったら、忘れないように常々チェックしましょう!
費用は15万円前後ですが、要件を満たせばJASSOの奨学金(6万円)に申請でき、なんと10万円以下で参加できます!
現地での食費や教材費などは含まれないので、それを含めると人によりますが10万円程度に収まると思います。”かなり”お得じゃないですか?
さて、採用されると「パスポートのコピー」、「ビザ申請書類(中国)」、「JASSO奨学金申請書類」の提出があります。
航空券やビザ申請、大学・住むところの手配はすべて大学側が準備をしてくれます!必要書類さえ提出しておけば、あとは荷物の準備と心構えだけで大丈夫です◎
採用後、オリエンテーションが1回と事前勉強会が数回あります。
勉強会はSTARTプログラムのように、グループに分かれて成果発表をするものではなく、先生に行く大学の周辺情報について教えてもらう講習会のようなものです。
そのため、留学メンバー内でもほとんどの人が留学始まってから初めて話します(笑)みんなはじめましてなので、学年関係なく仲良くなれますよ^^
それぞれの研修プログラムによって内容は少し違いますが、どれも午前中は大学で中国語の授業、午後は現地の日本語を勉強している学生との交流会、中華文化の講義、自由時間です。
休日は、自由行動かみんなで中国・台湾の有名な歴史的観光地に行きます。
私が参加した中国語・中国文化特別研修のとある平日の1日の流れを簡単にご紹介しますね~
8:30~11:30 中国語の授業
13:30~15:00 学生交流・文化体験
15:00~ 自由時間
留学初日にテストがありクラス分けされます。広島大学生専用のクラスもありますが、中国語のレベルによっては現地大学の留学生クラスにレベル別に配属されることもあります!
授業は中国語で中国語の授業を受けるので、先生の話を少しでも聞き取りたいがためにみんな必死に中国語を勉強する環境が自然とできます。最初は正直こてんぱんにやられます、、
留学生クラスに入ると、長期留学しているいろんな国の留学生と一緒に授業を受けて、仲良くなったり中国語学習のモチベーションUpにつながります!
現地大学の日本語専攻の学生と日本語や中国語でお話したり、現地大学の先生による中華文化の講義を受けます。
現地の学生さんたちはとてもやさしくて、交流会以外の時間にも一緒にご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりするほど仲良くなれます。
私は留学後の今も連絡を取っている友人もいますよ!
夜の集合時間にさえ間に合えば、本当に自由にどこでも行くことができます。大学は都市(台湾は都市近郊)にあるので、観光地がたくさんあり、毎日の自由時間に少しずつゆっくり巡れます。
中国の研修では他の留学生と寮が一緒だったので、ときどき夜にカードゲームやけまりをして遊ぶことも!
休日は、自由行動の日もありますが、何回かみんなで遠くの有名な歴史的観光地に行きます。
年によってそれぞれですが、輔仁大学春季中国語言文化研修(2017年度)では、十分や九份、故宮博物館などへ行きました。
中国語・中国文化特別研修(2019年度)では、京劇を見に行ったり万里の長城に行きました。
有名観光地ですが、どこも自分で手配していくのは遠かったり大変だったりするところなので、楽々安心に観光できます!
住まいは大学寮か大学近くの宿泊施設(ホテルやゲストハウス)になります。
また、広島大学の引率の先生がいらっしゃるので、困ったことがあればいつでも相談できます。
実際に2つの研修プログラムに参加してみて、自分の中国語力を思い知らされたり、一緒に中国語学習を頑張る仲間が広大生問わずできたことが、私にとっての一番の財産だったかなと思います。
また、言語を学ぶ上で、その言語圏の文化を実際に自分の目で見て体験して確かめることはなかなか旅行などではできないこともあるので、留学というかたちを選択してよかったです!
大学のいろんな制度を駆使して、語学研修に限らずいろんなことにチャレンジして楽しい学生ライフを!
おしまい。
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