2015年6月23日
広島大と中国の大学 共同で大学院を設置
広島大(越智光夫学長)は中国北京市の首都師範大(宮輝力学長)と国際共同大学院プログラムを進めることを決め、4月15日、広島大学東広島キャンパスで合意書調印式を行った。
同プログラムは、首都師範大の学士課程で日本語や日本文化を学んだ中国の学生を対象に行われ、修士課程を首都師範大で1~2年、広島大に来て1~2年学ぶことで双方の学位が取れる「ダブルデイグリー」を行う。
その後、博士課程へ進む学生には広島大で教育を行う。両国の文化・習慣にも精通した優れた研究者の育成が目的。2015年中の学生募集を目指している。
広島大は、これまでに首都師範大に「広島大学北京研究センター」を設置するなどの交流があった。越智学長は式のあいさつで「この先広島大学の学生も首都師範大学で学位が取得できるようにしていきたい。両大学が世界で羽ばたく大学にしたい」と話した。 (西村)
2015年4月11日
広島大・越智学長が就任 「世界に発信する力付ける」
広島大学の越智光夫学長(62)の就任式が4月2日、東広島市鏡山の同大学東広島キャンパスで行われた。越智学長は約190人の教職員を前に「知を創造する世界トップレベルの総合研究大学を目指す。これまでの経験を生かして大学運営資金の獲得を一層積極的に行い、100年後にも世界で光輝く大学となるため広島大学改革構想を実現したい」とあいさつ。
記者会見では「世界から教授や知識人を招き、留学生を受け入れて、学生がより国際的に発信できる力を持てるよう取り組みたい」と抱負を語った。 (西村)
2015年1月22日
大学入試センター試験 東広島では2会場で実施
大学入試センター試験が1月17〜18日、全国の690会場で行われた。志願者数は55万9132人。広島県の志願者は1万4900人。
県内の試験会場のうち、東広島市では同市鏡山の広島大学と同市高屋うめの辺の近畿大学工学部で実施。
1日目は地理歴史・公民、国語、外国語。2日目は理科、数学に挑んだ。
両会場とも、天候や交通機関の乱れ遅刻などはなく、全日程を終了した。(橋本)