2018年11月22日
広島大キャンパス内で出土
広島大学総合博物館と東広島市教委が共催する企画展「大学と埋蔵文化財~キャンパスの遺跡・発見された文化財の魅力~」の第2期展が同市河内町中河内の東広島市出土文化財管理センターで開かれている。12月15日まで。入場無料。
広島大学東広島キャンパス内で発見された遺物を中心に、近畿・中国・四国の国立7大学で出土した資料なども合わせ約350点を展示。調査成果や保存・活用の取り組みなどをパネルで紹介している。
広島大学は、東広島市への大学移転に伴い1980年頃からキャンパス内の発掘調査を開始。現在までに、旧石器時代~江戸・明治時代までの約30遺跡を確認している。
同博物館埋蔵文化財調査部門の石丸恵利子研究員は「レプリカでない実物を、一度に見ていただける機会。埋蔵文化財の保存・活用に努力する教育研究機関の意義や役割にも理解を深めてもらえたら」と話していた。
12月2日には市民文化センターで講演会も開かれる。問い合わせは同博物館埋蔵文化財調査部門082(424)6198。
(茨木)
2018年11月22日
地域の子どもは地域で育てよう
福富町でこども未来フェスタ
「こども未来フェスタin福富~つながる つなげる 育ちあいのまちづくり~」が10月28日、東広島市福富町の東広島市役所福富支所で行われた。親子連れたち約2600人が訪れ、にぎわった。
このイベントは、子育て中の親子が地域住民と交流することで、地域で子ども を育てる機運を高めよう、と地域住民や学生たちでつ くる実行委員会が中心となって計画。今回が5回目で、福富での開催は初めて。42団体が参加した。
会場には、バルーンアート世界大会優勝者の装飾が施された。子育て支援の活動を紹介するブースや、キッズマネー講座、近畿大学工学部の学生と一緒に楽しむスーパーボール作りなど、盛りだくさんの内容。その他にも福富を流れる沼田川に生息する生き物の展示コーナーもあった。
イベントは、本年度は2回開く予定で、次回は来年1月に、東広島芸術文化ホールくららで開く。
(山名)
2016年10月5日
「地域マイスター留学」で 広島大学生が就業体験
広島大学の学生2人が、東広島市の「地域マイスター留学」を使い、市内の企業2社で就業体験を行った。地域マイスター留学は、大学生が市内の企業で就労体験を行い、その後その企業の広報部員として年度末までインターネットやイベントなどで会社のPRを行うもの。学生に東広島の企業の魅力を知ってもらい、就職率アップにつなげるのが目的で今年度から始まった。
体験したのは、広島大学総合科学部3年の長尾沙也加さんと同大工学研究科2年の芦田洋一郎さん。夏休みを利用して9月に約10日間、水力発電設備製造の同市八本松町原のイームル工業で就業体験を行った長尾さんは、「この体験を就職活動に生かせるようにしたい」と笑顔で話した。 (西村)
2015年4月11日
東広島市内3大学で入学式 計5537人が新生活開始
東広島市の広島大学と広島国際大学は4月3日、近畿大学工学部は4月6日にそれぞれ入学式を行い、3大学で計5537人が新生活をスタートさせた。広島大に3913人、広島国際大に1044人、近大工学部に580人の学部生・大学院生が入学。
広島国際大学の入学宣誓式で、秋山実利学長は「皆さんは学べる絶好の環境にある。大学に行かされているのではなく、自らが学ぶ時だ」と新入生を激励。
新入生代表の医療福祉学部医療福祉学科保育学専攻・大喜真帆さんが「在学中は学業に精いっぱい取り組むことを誓います」と力強く宣誓した。
看護学部看護学科の入学生である岡田礼さんは「勉強もサークル活動も楽しく頑張りたい」と話していた。
今年新設された心理学部には90人が入学。同部では豊富な実習を通して、教育・産業・介護などの現場で実践的に活躍する人材の養成を目指している。(越智)
2015年1月22日
大学入試センター試験 東広島では2会場で実施
大学入試センター試験が1月17〜18日、全国の690会場で行われた。志願者数は55万9132人。広島県の志願者は1万4900人。
県内の試験会場のうち、東広島市では同市鏡山の広島大学と同市高屋うめの辺の近畿大学工学部で実施。
1日目は地理歴史・公民、国語、外国語。2日目は理科、数学に挑んだ。
両会場とも、天候や交通機関の乱れ遅刻などはなく、全日程を終了した。(橋本)