みなさんこんにちは!
今回は、「気がつかないうちに使っている誤った敬語」についてお伝えします。
大学生になって初めてアルバイトをする人も多いと思います。大学1年生の方は、夏休み中にアルバイトを始めた方もたくさんいるのではないでしょうか?
今までは学生同士の中でしか会話がなかったのに、バイト先では社会人と会話をする場面も出てきます。
知らず知らずのうちに間違った敬語をつかってしまうと、大人から「正しい敬語も使えないのか!」と思われてしまうかも!?
こんなことをお伝えしている私も、アルバイトを始めるまでは間違った敬語をたくさんつかっていました笑
この記事を読んで正しい敬語を身に着けることで、周りの人に「あの子はしっかりしている」という印象を与えることができるようになるかもしれません。(※敬語は使えるけど時間は守れないなどの場合は、しっかりしていると思ってはもらえないでしょうが…。)
日常的につかってしまう間違った敬語はたくさんありますが、今回は3つ取り上げてお話しします。最後には思わず笑ってしまうエピソードもありますので、ぜひ最後まで読んでいただき、普段自分がつかっていないかを確認してみてください。
Contents
まず1つ目は、「自分、僕」です。
みなさんは目上の人に対して意見を述べるときなどに、「自分はAだと思います。」といった言葉遣いをしていませんか。ちなみに私が大学1年生の頃は敬語だと思ってつかっていました。。。
一人称は「わたし、わたくし」が正しい敬語だとされています。
つまり、目上の人に対して意見を述べるときなどは「わたしはAだと思います。」というのが正しい敬語なのです。
中学や高校の部活で先輩に対して「わたしはAだと思います。」という機会は限られていたと思いますが、正しい敬語として「わたし、わたくし」を認識しておいてください。
続いて2つ目は、「なるほどです」です。
これは正しい敬語のような気がしますよね。目上の人から意見を聞いた時に同調する際、「なるほどです。」と返事しますよね?
なるほどは目下の人に対する同調を示す際に使う言葉であり、目上の人に同調する際には「仰る通りです」を用いるのが正しい敬語の使い方です。
アルバイト先の社員さんなどに同調する時には、「なるほどです」ではなく「仰る通りです」という言葉をつかうのが正しいようですよ。
う〜ん、なるほどです!笑
3つ目に紹介するのは「了解しました」です。
みなさんが目上の人から指示や依頼を受けた時に、「了解しました。」というのは正しくない敬語です。
「了解」ではなく「承知」するのが正しい敬語です。「承知しました」以外にも「かしこまりました」という言葉も正しい言葉なのでぜひ覚えておきましょう。
はい!了解です。
今回取り上げるのは、飲食店でのエピソードです。お客様と店員さんのやり取りを会話形式でみていきましょう。
すみません、予約していたものですが
いらっしゃいませ、なにさまですか?
!?えっと〜、、、
はっ!大変失礼しました。どちらさまでしょうか。
(苦笑)
みなさんは、こんなやり取りを見たことがありますか。なかなか出会うことはない光景ですよね。
この場面に遭遇したら思わず笑ってしまいそうです。
ちなみに、どこが間違った敬語なのかわかりますか?ぜひ間違った敬語について考えてみてください。
答え合わせの前に、正しい案内についてもお伝えしておきます。
すみません、予約していたものですが
いらっしゃいませ。お名前お伺いしてもよろしいでしょうか。
〇〇です。
それでは、お待ちかねの答え合わせにいきます。
お客様のリアクションでなんとなく想像ができた人も多いと思いますが、「なにさまですか」「どちらさまでしょうか」の2つは間違った敬語です。さすがに「なにさまですか」と聞くことはないかもしれませんが、「どちらさまでしょうか」は意外とつかってしまうかもしれません。
ここでの正しい敬語は、「お名前お伺いしてもよろしいでしょうか。」などです。
今回は、意外とつかっている間違った敬語についてでした。
敬語は堅苦しいイメージから敬遠しがちですが、アルバイトなど社会と関わる上では重要です。
大学生の内から正しい敬語を意識しておくことでアルバイト先での評価が上がったり、就職活動で得をしたり社会人になってから苦労が少なくなったりします。
ぜひこの機会に自分自身の言葉遣いについて振り返ってみてください。
おしまい。
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投稿者名: ありす