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【立地】都会育ちが語る「広島大学は田舎か?」について

2020年9月4日

【立地】都会育ちが語る「広島大学は田舎か?」について

注意点

広島大学には東広島キャンパス、霞キャンパス、東千田キャンパスの3つがあります。
ここではメインキャンパスである東広島キャンパスについて話しています!

受験生からすると、広島大学といえば「広島を代表する大学」というプラス評価の一方、「田舎」「立地が悪い」というイメージがあります。

 

実際最寄り駅からの距離で考えると日本トップクラスの駅トオ大学です。
なんとその距離徒歩1時間!!!

 

Google検索でも「広島大学 田舎過ぎ」「広島大学 立地 悪い」のようなサジェストが出ています。

私は現在広島大学の4年生です。実際に4年間住んでみた経験からすると、意外と広島大学周辺は住み良いところだと感じました。

 

長い文章を読みたくない人の為に、先に3行で結論を書いておきますね。

「確かに、東京や関西のような都会でキラキラした大学生活のイメージとは異なる。

とはいえ、生活圏に居酒屋や温泉や映画館があり、必要であれば広島市にも1時間でいける。


実際の大学生活では広島大学周辺で普通に生活できるので安心してほしい。」

この記事ではこれから来るであろう未来の広大生に向けて、私が先に知っておきたかった広島大学の立地条件について、実際の経験を踏まえながらまとめていきます!

(序盤はネガティブな話ばかりですが、後半はポジティブな内容です。気を落とさずにぜひ最後まで読んだ上で自分でも考えてみてください!)

想像とは違う大学生活の1年生

私は関西の都市部で生まれ育ちました。大阪梅田へは電車で数駅。電車や街でみる大学生たちをみて、大学生活にとてもキラキラしたイメージを持っていました。

たくさん友達を作って、素敵なカフェに行って、オシャレな服屋に行って、
気がついたら気になるあの子が彼女になって、大学帰りにデートして、、、

正直なところ高校生のときの私は都市圏の大学に行きたかったのですが、紆余曲折があり広島大学に通うことになりました。
都会の大学生活のイメージしか持っていなかった私は、大学生活(&一人暮らし)が始まったときこう思いました。

「あれ、ここ田舎過ぎて遊ぶところもなくない?」
「大学のすぐ近くやのに、田んぼばっかりやん!」
「広島市に行くのに1時間もかかるの?」
「大学近くに野犬おるん!?」

「来る大学間違えたな・・・」

自然豊かな街での生活は自分にとってかなり厳しいものがありました。
さらに、移動手段が自転車しかないため、行動範囲が限られます。いろんなところに行ってみたいと思う身からすると、大学から西条駅(最寄り駅)まで時間がかかるのも不満な点でした。

相談に乗ってくれたサークルの先輩から「一年住んだら慣れるよ」と言われたものの、この土地で4年間暮らすことに不安を覚えていました。

大学生活に慣れてきた2年生

さて、不満タラタラで過ごした大学1年生も終わり、大学2年生になりました。広島大学での大学生活の印象はどうなったのでしょうか。

本当に1年住んだら慣れてきました(笑)

大学生活も安定してきて、立地に対してこれと行った不満がなくなってきました。

居酒屋もカラオケもある。スーパーも飲食店もある。その辺で買えない必要なものはAmazonで買えばいい。服はときどき友達と本通り(広島市中心地/服屋や飲食店が立ち並ぶ道)で買いに行けば十分。

2年生になると車を持っている友達も増えてきます。多少遠くても外食やお出かけは友達の車に乗せてもらっていけるようになりました。

自分の身の回りが変わり、嫌いどころか人混みの多い地元よりも東広島の落ち着いた環境が好きになってきました。
社会人の方からは「広大生は真面目でしっかりした学生が多い。」と耳にしますが、いろんなバックグラウンドを持って広島大学にきた学生たちが生活を通して土地柄に染まった結果なんだろうと思います。

良い面も感じた一方で、孤立した位置に大学があることから当然インカレもなく他大学との交流がほとんどない点について寂しく感じていました。

インターンに困る3年生

3年生になると就活に向けてインターンにや会社説明会に行くことになります。

広島大学の立地に限った話ではなく、都市と田舎の差がここでは厳しい壁として立ちはだかってきました。
有名企業のインターンやベンチャー企業のインターンは大都市にしかありません。
自分が開催地まで出向く交通費や移動時間がばかになりません。

私は東京本社の会社と大阪本社の会社にいくつかで出向きました。
高速バスの中で「もし都市圏に住んでいたらもっと楽に会社を回れるのにな・・・」と思ったのを覚えています。

また、都市圏と違って就活の情報が限られたところからしか入ってきません。サークルやゼミの先輩、OBの方々に聞くなど、自分から率先して動く必要があります。

車で生活圏が変わった4年生

3年生の途中で免許をとり、ついに車を持つことができました。
自分のアシがあると一気に街の印象が変わります。少し遠い買い物も、お出かけも自分で行きたい時に行けます。

具体的な話をすると、私はサウナが大好きです。東広島市の温泉ホットカモは大学から自転車で行くには少々遠いところにあり、”整う”ことができませんでした。

自分一人で通えるようになり、研究で疲れた心をサウナで整えています。

車は高くて持てないという方は、原付でも大丈夫です。アシがあるとないとでは生活圏が大きく変わります!

まとめ

Q. 広島大学は田舎すぎる?
A. 確かに東京や関西のような都会でキラキラした大学生活のイメージとは異なるかもしれない。
とはいえ、生活圏に居酒屋や温泉や映画館があり、必要であれば広島市にも1時間でいける。
実際の大学生活では広島大学周辺で普通に生活できるので安心してほしい。

<良い点>
生活に必要な施設は十分にある。
アシがあるとさらに行動範囲が広がる。

<悪い点>
他大学との交流がない。
地方大学なので就活が大変。

「住めば都」とはよく言ったもので、実際初めは田舎感に戸惑うことも多かったのですが、住んでいるうちにだんだんと愛着が湧いてきました。

今回の話はある一人の大学生が語る広島大学の立地の印象です。

今までの環境が違えば考えも変わるでしょう。

ぜひ皆さんもこの土地に対してどんな印象を持っているか、考えてみてくださいね。


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