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3Dプリントなど最先端の技術に触れる

2018年8月2日

3Dプリントなど最先端の技術に触れる

志和中3年生 近大訪れ模擬講義を体験

▲京極教授から3Dプリンター造形物の説明を受ける生徒

 東広島市志和町志和西の東広島市立志和中学校(森岡勝司校長)の3年生63人が6月22日、同市高屋うめの辺の近畿大学工学部のキャンパスを訪れ、施設見学や模擬授業を体験した。同中は、進路学習の一環として毎年市内の大学を訪問している。

 生徒は最初に、工学部ロボティクス学科の京極秀樹教授の模擬講義を体験した。京極教授は、ロケットのエンジンや医療現場で人工骨の作成などに使われている3Dプリンターの技術を、映像などを交え分かりやすく説明。生徒は、日本のものづくりを支える3Dプリンターの最前線を学んだ。その後、生徒は4班に分かれ、同大構内にある次世代基盤技術研究所を訪れ、3Dプリンターやエンジンの燃焼効率を実験する様子などを見学。実際に研究に携わる教員や学生から説明を受けた。

 髙橋果菜さん(14)は「将来はものづくりに関わってみたい」、那須翔一さん(14)は「ものづくりはいろいろな可能性を生み出すと感じた。将来は自動車関係の仕事に就きたいので良い体験ができた」と笑顔だった。同大広報担当の小笠原洋介さん(36)は「子どもたちに大学の存在意義や工学の面白さを伝えたい。キャリア形成の手助けができれば」と話していた。

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2015年8月19日

金属3Dプリンターの技術や活用法を学ぶ 近大工学部がセミナー

 東広島市高屋うめの辺の近畿大学工学部はこのほど、金属3Dプリンターの技術を紹介する「第1回次世代ものづくり技術セミナー」を行った。企業関係者に最先端の技術や活用方法について知ってもらい、産業の活性化を図ることが狙い。企業の技術者や工学部の学生ら116人が参加した。
 3Dプリンターを活用している3企業の担当者が講演し、自動車部品の製造やインプラント部品の製造などへの応用について説明した。
 同大の次世代基盤技術研究所が導入している金属3DプリンターはドイツのSLM社製の最新型で、講演後には見学会が行われた=写真。
 同大の京極秀樹教授は「東広島市はものづくりが盛んな地域。金属3Dプリンターについて知ってもらうことで地域の産業の発展に寄与できれば」と話していた。(小林)

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