2015年9月30日
広国大の女子大生 全国女性消防操法大会へ
10月15日に横浜で開かれる第22回全国女性消防操法大会を前に、県の代表として出場する広島国際大学の女子学生消防団が練習に励んでいる。
2年に1度開かれる全国大会には各県内1チーム、全47チームが参加する。同団員が挑むのは、5人が機械の操作役や指揮役に分かれて行う規律正しい動きや、的に放水する正確性や時間などを競う軽可搬ポンプ操法。
全国大会に向けての練習は平日の夜間や休日を含む週4回程度。練習時には市内の消防団員や市消防局局員など約50人も参加し、細かい指導や放水ごとに必要なホースの巻き直しなどをして団員を支える。
指揮役の同大3年生で救急救命学専攻の大畑江梨奈さん(20)は、大きな声を出すための自主練習をして本番に臨む。「支えてくれている多くの方々のためにも、少しでも良い成績を残したい」と意気込んでいる。 (松永)