皆さん、こんにちばんは!GAKUPOTA学生ライターのまっちゃです!
先日、賀茂鶴酒造の見学室直売所を取材させていただきました。
なので、今回の記事ではその取材を基に、見学室直売所の魅力を余すことなくご紹介していこうと思います!
それでは、早速見ていきましょう!
Contents
さて、見学室直売所の魅力をお伝えする前に、そもそも「見学室直売所って何?」という方がたくさんいらっしゃると思います。
なので、まずは見学室直売所について説明していきます。
賀茂鶴酒造の見学室直売所は、2019年10月7日に開館しました。
この見学室直売所では、酒造りで実際に使われていた道具や、賀茂鶴に関する資料の展示と、賀茂鶴酒造のお酒などの直売所があります。
つまり、日本酒について学んだり、日本酒を楽しんだりできるスポットです!
そしてなんと、この施設は明治時代初期に建てられ、酒蔵として実際に使用されていた建物を改装されたというので、その歴史の深さにも驚きです。
というわけで、今からは見学室直売所の展示品についてご紹介していきます。
まずご紹介する展示品は、「甑」と書いて「こしき」と読む道具です。
この道具は、日本酒の原料となるお米を蒸すための容器となっています。
この甑は複数の木の板を組み合わせて容器にしているのですが、その木の板を縛っている輪は、竹を編んでできた「タガ」という輪っかです。
このタガは巻くのが非常に難しく、タガが綺麗に巻けていたら酒造りの職人さんから好まれるとか!
ちなみに、酒造りの職人さんのことを「蔵人(くらびと)」と言い、酒造りの最高責任者のことを「杜氏(とうじ)」といいます。
甑の実物は非常に大きく、筆者が横に並んで写真を撮ったらこんな感じになります。
どうですか?この大きさ!目測ですが、縦は160cmくらいで、横は3mくらいあると思います!実際に見るとかなりの大きさで驚きますよ。
ここは賀茂鶴酒造の映えスポットの1つですので、訪れたらぜひ写真を撮ってみてください!
次に紹介するのはタンクです。
このタンクは、「もろみ」の工程で使用されるタンクです。
ここでは、実際に仕込みに使われる竹の棒を持ち、まるで自分が蔵人になったかのような写真を撮ることができます!
こちらも、先程の甑同様、見学室直売所の映えスポットですので、ぜひ写真を撮ってインスタなどのSNSに載せてください♪
あ、ハッシュタグ #賀茂鶴 もお忘れなく!笑
3つ目に紹介するのは麹室(こうじむろ)です。
この麹室では、日本酒づくりには欠かせない「麹」が作られます。
かつて、「麹室には酒の神が宿っている」と考えられてきました。
それくらい、日本酒づくりにおいて最重要な麹作りの工程を行うのが、この麹室です。
この展示室では、麹を作るまでの流れを実際の道具と一緒に学ぶことができます。詳細な作業の流れはこの記事ではカットしますので、気になる方は賀茂鶴公式サイトや実際に直売所に行って確かめてください!
ちなみに、実際の麹室では麹菌の生育を活発にするために、室内の温度は約30度で保たれているそうです。その暑さで作業される蔵人さんには頭が上がりません!
4つ目にご紹介するのは、「ハネ木」「木槽(きぶね)」「掛石(かけいし)」の3つです。
これらの道具は、かつて「絞り」の工程で使われていました。絞りとは、2つ目で紹介したタンクで作られた「もろみ」をお酒と酒粕(さけかす)に分けるための工程です。
どのように使うのかというと、まず木槽にもろみの入った袋をたくさん入れて、その上に木の板を複数枚置き、男柱(おとこばしら)から伸ばしたハネ木につけられた石の重みを利用してその板を押し、絞られたお酒が木槽から溢れ出るという構造です。
展示されている道具は、かつて実際に酒造りで使用されていたものをそのまま展示しています。なので、この道具1つ1つに、当時の蔵人の汗と涙が詰まっています。
この情報を踏まえた上でこの展示を見ると、より楽しめると思います!
この展示では、賀茂鶴の酒造りにおいて欠かせないお米や水、酵母などに関する資料や、賀茂鶴の歴史を学べる資料が置かれています。
この資料の中で、筆者が特に注目したのがこの賞状です。
なんと、この賞状はこの見学室直売所の建物がかつて実際に酒蔵として利用されていた頃に授与されたもので、左は昭和16年、右はなんと昭和13年に授与されたものです!
昭和16年というと、西暦1941年、つまり太平洋戦争が始まった年になります。
これらの賞状は、賀茂鶴がはるか昔から高い評価を受けていたということが分かる、大変貴重な資料ですね!
他にも、賀茂鶴の杜氏さんの紹介や、実際のお米の展示などがあります。
ぜひ、この展示室で賀茂鶴の歴史と発展を学んでいってください!
見学室直売所には、展示室の他に、直売所があります。
この直売所では、賀茂鶴の代表的なお酒であるゴールド賀茂鶴や、全国梅酒品評会で何度も賞を受賞している梅酒など、様々なお酒が販売されています。
そして、ここの目玉はなんといっても直売所限定酒です!
ここでしか買えない限定酒を求めて直売所を訪れるお客さんもいるくらいなので、大変人気な商品となってます!
また、一部のお酒は試飲も可能となっているため、西条観光の際の飲み歩きにも最適です!
直売所で販売されている商品についてより詳細を知りたい方は、ぜひ以下の記事をご覧ください!
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いかがでしたか?
見学室直売所の魅力を少しでも感じていただけたら嬉しいです?
もし、この記事を読んで少しでも魅力を感じたという方は、記事だけじゃ伝えきれなかった魅力がまだまだありますので、ぜひ一度見学室直売所に足を運んでほしいです!
実際に来ていただければ、帰る頃にはきっと賀茂鶴のこと、そして日本酒のことをもっと好きになっていることでしょう。
西条に住む方々はもちろん、日本酒が好きな全国の皆さんはぜひ一度足を運んでくみてださい!あ、来場の際はコロナ対策をお忘れなく!
それでは!
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賀茂鶴酒造株式会社 見学室直売所
住所 | 〒739-0011 広島県東広島市西条本町9-7 |
営業時間 | 平日 9:00 ~ 18:00/ 土日祝 10:00 ~ 18:00(入場 17:45 まで) |
ご利用料金 | 無料 |
休業日 | お盆・年末年始・その他 酒まつり前など臨時休業あり |
ご利用方法について | 10名以上の場合…事前に連絡が必要 【お知らせいただく項目】 ・お名前・ご住所・電話番号・日時・人数・ムービー鑑賞 (20分) のご希望の有無 ※20分版のムービー鑑賞は予約制(先着順)です 10名未満の場合…事前の連絡は不要 |
投稿者名: まっちゃ