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東広島の企業17

【東広島の企業】地域福祉を支える法人に「社会福祉法人 平成会」

2020.03.12

東広島で就職ってどこですればいいの?そもそも東広島に就職できるところってあるの?
そんな学生の皆さんへ東広島の企業を紹介!

今回紹介する東広島の企業は
知的障害者施設や授産施設など運営
「社会福祉法人 平成会」

平成会とは?

 昨年、知的障害者施設・西の池学園の創設50周年と、社会福祉法人平成会の設立30周年という大きな節目を迎えた。現在、高屋町を中心に10を超える事業所を運営。東広島市の障害者福祉を支える法人の一つとして大きな役割を担っている。

地域福祉を支える法人に

 西の池学園は1969年、広島市の社会福祉法人慈光会の運営する入所型の知的障害者施設として高屋町小谷に創設された。

西の池学園
西の池学園

その後、慈光会と分離する形で89年に平成会が設立され、平成会が運営する施設になった。94年には、国の入所希望待機者の解消に向けた方針で、定員を70人から80人に増員した。

 大きな転機が訪れたのは2003年に就労を支援する通所授産施設の「あおぞら工房」を開設したことだ。

あおぞら工房
あおぞら工房

 国が入所型の障害者支援から、障害者の地域生活を支える支援にウエイトを置く政策に転換したことがきっかけになった。その後、障害者が互いに協力しながら生活するグループホームや、通所障害者の生きがいづくりをサポートするデイセンターなどを創設。ニーズに応える受け皿を次々と作っていった。

平成会ホーム
グループホーム

 あおぞら工房は、現在20人が、一般企業への就職を目指して自動車部品組立やウエス製造などの作業に従事している。そのあおぞら工房でのパン作り作業から誕生したのが、通所者が製造したパンを販売する「あおぞらパン屋さん」だ。

 当初は、移動販売で売っていたが、市民に好評だったことから09年、1号店をJR白市駅近くににオープン。13年には、市役所内に2号店となる「あおぞらカフェ」を開業。
 2019年、高屋町宮領に新たな就労支援施設となる「宮領ワークセンター」を整備したのを機に、パン作りの製造拠点をあおぞら工房から移し、併せて3カ所目の店をオープンした。
 パン作りは現在、10人が担っている。生き生きと作業に取り組む姿が印象的だ。

 平成会の赤坂秀則理事長は「こだわりは一つ一つのパンを丁寧に焼き上げること。市内はもちろん、市外からのリピーター客も多い」と目を細める。

あおぞらパン屋さん
あおぞらパン屋さん

 竹原市にも13年、就労を支援する事業所を開所した。現在30人が軽作業などに従事している。2市にまたいで、利用者に働く場を提供しているが、最終的には一般企業への就労が大きな目標だ。赤坂理事長は「毎年1人~2人は必ず一般就労ができるように取り組んでいきたい」と力を込める。

 法人のモットーの一つに掲げているのが、「断らない仕組みづくり」。例えば、ショートステイの定員がいっぱいだったとしても、緊急のときには受け入れるよう心掛けてきた、という。その根底にあるのは「地域の障害者が地域で安心して生活できるよう、地域福祉を支える法人でありたい」(赤坂理事長)思いからだ。

 前述したように、昨年、宮領地区に新たな拠点施設が完成した。ワークセンターに併設する形でグループホームやデイセンターを整備した。赤坂理事長は「利用者が何を求めているかを敏感に感じ取りながら、次の事業を展開したい」と話す。職員からは、現在7カ所で40人が生活するグループホームの新設を求める声が上がっている、という。

採用について赤坂理事長に聞いてみた

女性が安心して働ける環境整備

 平成会には、パートを含めると約250人のスタッフが勤める。赤坂秀則理事長にリクルート戦略や人材育成などについて聞いた。

平成会赤坂理事長

―新卒者の採用については。

 新卒者の採用は10年前から始めました。毎年7人前後を採用しています。
 採用については、障害のある人に関わる仕事ですので、この仕事を一生懸命頑張ろうという気持ちが見えるかどうか、を判断基準にしています。(採用時での)各種資格取得の有無については強いこだわりは持っていません。

―中途採用も積極的です。

 中途者については即戦力の人材を求めています。他の事業所の厳しさを体験して得たスキルを本法人で生かしてもらいたいと思っています。

 新卒者も中途者も、それぞれが適材適所で輝けることに目配りしながら、採用に当たっています。新卒者を含めた正規職員の定着率は95%を超えています。

―人材の育成に力を入れています。

 特にリーダーの育成ですね。この業界は草食系傾向の人が多く(笑)、リーダーを目指す人が少なかったのがきっかけです。
 外部から講師を招き、10年前からリーダー養成を含むさまざまな研修に取り組んでいます。成果は上々で、自主的に研修に参加し、リーダーを目指すというスタッフが増えてきました。

―今年2月には企業主導型保育園「あおぞら保育園」を開設されました。

 現在、法人には250人が働いていますが、そのうちの7割は女性です。育児休業制度と合わせ、女性が安心して働ける環境を整えたい、と宮領のワークセンター内にあおぞら保育園を開設しました。

保育園

保育園は地域の人たちの子どもも通えるよう地域枠を設けています。

【沿革】

1969年 社会福祉法人慈光会の西の池学園として事業開始
1989年 社会福祉法人平成会の設立認可を受け法人分離
2001年 グループホーム「ひまわり」開設。以後、17年までに7カ所でグループホーム整備
2004年 知的障害者通所授産施設「あおぞら工房」開設
2007年 指定生活介護事業「デイセンターこだま」の認可を受け事業開始
2009年 「あおぞらぱん屋さん」オープン
2013年 東広島市役所に「あおぞらカフェ」オープン 機能型事業所「あさひ」開設
2019年 就労支援施設「宮領ワークセンター」開設

過去の東広島の企業紹介はこちら

※プレスネット2020年3月12日号より掲載

投稿者名: プレスネット

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