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東広島の企業13

【東広島の企業】県内15店舗展開「西條商事株式会社」

2019.08.08

東広島で就職ってどこですればいいの?そもそも東広島に就職できるところってあるの?
そんな学生の皆さんへ東広島の企業を紹介!

今回紹介する東広島の企業は
食品スーパーのショージを県内に15店舗展開する
「西條商事株式会社」

西條商事株式会社とは?

ショージ外観

トマトのマークが目印の食品スーパーマーケットを県内で店舗展開。店舗はショージの愛称で市民に親しまれている。

「地域密着」「良質安価」をモットーにした、新鮮な生鮮食料品が買い物客の人気を集める。

スーパーは東広島市や広島市、三原市などで15店舗を展開。うち東広島には10店舗を構える。「本物のおいしさ」「安心・安全」「地産地消」「健康」の4つをコンセプトにした商品をそろえているのが大きな特長だ。

東広島に軸足 旬や素材にこだわり

うまいの

店内には、産直野菜コーナーを設け、東広島と近郊の農家が地場野菜を直接納品している他、農事組合法人などと直接取引を行い、旬の農産物を安価で販売している。

魚に目を向けると、売場には一匹丸々の、いわゆる丸魚の多さが目に付く。

魚

「他のスーパーと比べると、丸魚の数は圧倒的に多い」と蔵田亮常務。いろいろな種類の魚を目で選べる楽しさが、買い物客の人気を集めている、という。

蔵田常務は「地元に軸足を据えた商品構成と、旬・素材・価格はショージの生命線」と力を込める。

ショージ昔

創業は1951年。卸問屋が出発点で、蔵田常務の曽祖父の故求さんが賀茂郡(現東広島市)の小売店を対象に日用品の卸売りを始めた。小売店への展開は2年後の53年。
地域の要望に応える形で、卸売業の傍ら、西条本町(旧西条町本町)に小売部の「主婦の店」を出店した。63年、西条岡町(旧西条町岡町)に2号店を、68年、八本松町磯松に3号店をオープンし、店舗名を現在のショージに改めた。

70年代に入ると多店舗展開を打ち出し、東広島市内を中心に次々と出店攻勢をかけ、ショージの知名度を上げていった。
平成の時代には、衣料品専門店のカレンズや、業務用食品を扱う食品スーパーの開店につなげた。さらなる飛躍を図るため、卸部門を廃止、小売り一本に集中する体制を整えた。

とくしまる3

近年は、ショージの商品を軽トラックに載せ、週2回、顧客を回って販売する移動スーパー「とくし丸」を始めた。高齢などに伴い日常的な買い物が困難になっている、ショージの昔からの顧客を支援するためだ。
現在は西条地区と高屋地区で2台を走らせる。将来は各店舗からとくし丸を走らせる計画だ。
蔵田常務は「主婦の店時代から支えていただいた人たちのお陰で、ショージは地域のブランド店へと成長できた。お年寄りの人にとっては、安心して買い物ができることが一番。その人たちに恩返しするのは使命」と移動スーパーへの思いを口にする。

とくしまる

2018年9月期の売上高は約130億円。10年前は140億円の売上高を誇ったが、東広島市内に中堅スーパーの出店が相次いだ影響もあり、近年は130億円前後で推移する。「取り巻く環境は厳しいが、質の高い売上高150億円を目標にしていきたい」と蔵田常務は言い切る。

他社との競争に勝つ戦略で重要視しているのは、店舗の拡大よりも、質の良い店づくりだ。総菜や、健康に配慮した食材を充実させるなど、「地域に必要とされ、お客さんの多様な価値観に対応できる店舗運営を心掛けたい」と蔵田常務。そのことが質を伴った150億円につながる、という。ブレることのない4つのコンセプトで、地域ナンバーワンの食品スーパーを目指す。

もっと知ろう

リクルートと待遇

2019年8月現在の従業員数はパートを含めて559人。男性190人、女性354人と女性が多い。蔵田常務によると、採用条件で最も重視するのは新卒・中途とも、人と接することや店舗で働くことが好きな人、という。
また、仕事を通して故郷に貢献したいと願う地元出身者も積極的に採用する。

女性の待遇については、パート従業員にも賞与や有給休暇がある。企業型保育所と連携しており、子育て中であっても子どもを施設に預けて働くことができる。

ショージカード「トマカ」

ショージの各店舗で使える電子マネー機能の付いたショージのポイントカード。

トマカ

通常は200円(税抜き)の買い物で1ポイントがたまり、満点の250ポイントになると、ショージ各店舗で250円の値引き券が発行される。

カードにチャージ(入金)し電子マネーのトマカで支払うと、400円(税抜き)につき1ポイントを 加算。つまり通常の2ポイントに1ポイントが加わり計3ポイントになるというお得な仕組みだ。

アイキャッチがトマトの理由

古来、ヨーロッパでは「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われたことに由来する。体に良いとされるトマトは、新鮮・健康・おいしさも意味している、という。

赤いトマトは「商品」と「サービス」を、黄色いトマトは「心」をそれぞれ表現。目まぐるしく変わる食品業界の中で、商品とサービスに心を添えて提供したいという思いが込められている。

買い物客に聞きました。ショージのここがいい

【寺家駅前店】

●ショージといえば、どんぐり豚。歌が耳に残る。プライベートブランドがおいしい。独自ランキングがあって、ランキング入りしたものが安くなる。購買意欲が湧く。レジでチャージができるのが助かる。平日ワッフルやシュークリームの試食があり、試食して楽しんでいる。
●無添加コーナーのお菓子や食品を見るのが好き。他のスーパーでは購入できない、体に優しい食品が多数置いてある。
●事前に確認したら、持参した魚(旦那が釣った)を無料でさばいてくれる。苦手だし、大きな魚はさばけないので、とても助かる。
●毎週マグロの解体をしていて、たまに握りずしでの試食がある。

【白市駅前店】

●土曜日の午前中に、安芸津から水揚げしたばかりの魚が売っていて、新鮮でおいしい。

【田口店】

●店員さんが気さくで親切。
●カレンズ併設で、小学校、幼稚園の制服、体操服などが購入でき、とても便利(八本松南店も)。
●1000円以上の購入で、卵が98円になる日があり、夕方仕事帰りでも残っていて、うれしい。

【下見店】

●お肉がおいしい。特に牛すじが他店に比べておいしい。おでんの時は絶対ショージの牛すじを購入する。
●火曜日の均一祭。新鮮な野菜が均一で買えて、お得感がある(全店共通)。
●朝取れトウモロコシがとてもおいしかった。

【八本松南店】

●出来たて総菜パンのコーナーが好き。土曜市が好き。
●冬になると、甘酒(大きな入れ物に入った)が振る舞われる。


ショージ店舗一覧

みどり坂店/広島市安芸区瀬野西

白木店/広島市安佐北区白木町三田下小椿

世羅店/世羅郡世羅町寺町

高屋駅前店/東広島市高屋町杵原

八本松南店/東広島市八本松南

田口店/東広島市西条町大字田口

R375バイパス店/東広島市西条土与丸

本郷店/三原市本郷南

豊栄店/東広島市豊栄町清武

白市駅前店/東広島市高屋町小谷

黒瀬店/東広島市黒瀬町南方

下見店/東広島市西条町下見

志和店/東広島市志和町七条椛坂

牛田店/広島市東区牛田東

寺家駅前店/東広島市西条町寺家

【沿革】
1951年 蔵田求氏が卸売問屋として創業。
1953年 西条町本町の本部に主婦の店の小売部併設。
1963年 本社を中央通りに移転。小売部2号店オープン。
1968年 磯松団地入口に3号店オープン。店舗名称をショージに改称。
1972年 社長に蔵田完吾氏が就任。以後、東広島市内に次々と出店。
1979年 本社を西条土与丸に移転。
1990年 社長に蔵田憲氏が就任。
2005年 白木店オープン。広島市内に初めて出店。
2011年 世羅店オープン。世羅郡に初めて出店。
2012年 本郷店オープン。三原市に初めて出店。
2014年 社長に蔵田至氏が就任。

2019年8月8日号より掲載

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投稿者名: プレスネット

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