東広島で就職ってどこですればいいの?そもそも東広島に就職できるところってあるの?
そんな学生の皆さんへ東広島の企業を紹介!
今回紹介する東広島の企業は
工学部必見!高い技術力誇る自動車部品メーカー
「株式会社オンド」
Contents
1947年創業。70年以上も続く歴史のある会社です。
自動車部品などに使われるボルトやナットの製造が出発点。
現在は、カーブを曲がる際のスムーズな走行を補助するデファレンシャル(以下デフ)や、エンジンの振動を抑制するエンジンバランサーなど自動車のパワートレイン部品が売上高の約8割を占めています。このほか、ボディーの部品やプレス部品なども生産しています。
マツダやアイシン・エイ・ダブリュといった自動車メーカーや、自動車部品メーカーが主な取引先。
他の部品メーカーにはない強みは、 パーツ単体ではなく、複数が組み合わされたユニット(構成部品)で、製品を納入できること。
2013年の「第5回ものづくり日本大賞」では、高強度と小型軽量化を実現したデフユニットを開発したことが評価され、特別賞を受賞した。その高い技術力は、マツダから大きな信頼を勝ち取り、デフユニットの全量をマツダに供給できる礎となった。
また、海外にはタイと中国に製造拠点がある。マツダは、2023年度の世界販売台数を現在より2割多い200万台とする目標を掲げているそう。
特に生産面は海外を中心に増やしていく計画だ。栗栖社長は「マツダさんが海外でトランスミッション(変速機)を組み立てているのはタイだけ。今後、タイ工場の果たす役割は、大きくなる」と話す。
これらのことを視野に入れ、2022年の売上髙は、現在の4割増となる約1000億円前後を見込む。
「ユニット供給できる強みを伸ばしながら、常に新しい商品開発に取り組んでいく。自動車業界でデフといえば、オンドと言ってもらえるようなオンリーワンの会社を目指していきたい」と栗栖社長は語った。
求めるのはポジティブな人材
新しい時代を見据え、新卒者の採用はもちろん、中途採用にも積極的に取り組む。
社員の採用と並行して、女性の職場環境の改善にも意欲的だ。
社員数は、2017年12月時点で1438人(非正規含む)。グループを合わせると2000人を超える。栗栖哲成社長に、採用条件や会社のカラーなど就活のヒントになることについて話を聞いた。
新卒者は、自分で物事を考え、自分でチャレンジできるような、常に〈自分発〉のポジティブな気持ちを持った若者です。そのような思いを持っていれば、国籍は問いません。
実際に留学生も採用しています。海外業務の増加で、英語が得意な人は歓迎しますが、必ずしも採用条件ではありません。
中途者も求めるのは前向きな人材です。給与面では、経験を加味しながら、同じ世代の社員と近くなるよう配慮しています。
一般的には、現場の作業は重労働と思われがちですが、そんなことはありません。オンドが扱う商品は小型で、持ち運び作業などは機械化も進んでいます。
むしろ、機械のメンテナンスや、製品の目視検査などは、きめの細かい女性の方が優れている面もあります。
ただ、全従業員に占める女性社員の割合は、まだ1割に至りません。女性の働きやすい環境を整えていくのは喫緊の課題だと認識しています。
現在、育児休業制度や、育休後の短時間勤務などを取り入れていますが、計画は緒に就いたばかり。これから、企業内保育所の整備など、具体的な目標を定めていきたい、と思っています。
仕事のプロセスや時間管理がきちんとしていることから、質実剛健的な会社かな(笑)。社員教育や、福利厚生がしっかりしているのも特徴です。
東広島市内の事業所では従業員数はトップテン内に入るでしょうね。八本松東工場と合わせ市内の2工場では、700人前後が勤めることになります。
東広島での存在価値は高い会社であることを、全社員で共有し、東広島市と一緒に成長できる会社に、と思っています。
※取材日2018年5月
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投稿者名: プレスネット