カンボジアの大臣が広島大を視察
2018.04.12
留学生と交流も
広島大学と国際交流協定を締結しているカンボジア王国教育・青少年・スポーツ省のハン・チュンナロン大臣がこのほど、東広島市鏡山の東広島キャンパスを視察した。
ハン大臣は丸山恭司副学長や国際センターの堀田泰司教授たちから、大学概要や学生交流プログラムなどについての説明を受けた後、意見を交換。カンボジア留学生9人やカンボジアへ留学前の学生6人とも交流した。この後、広島市にある附属小学校や附属中・高校を訪問し、授業や、文科省から指定を受け取り組んでいるスーパーサイエンスハイスクールの研究内容などを視察した。
広島大学と同省は、2016年3月に教育・学術交流を目的に協力協定を締結。17年3月には、同省高等教育局内に、同大学の海外拠点となる「広島大学―カンボジア王国教育、青少年、スポーツ省連携センター」を開設している。また、カンボジア王立8大学との国際シンポジウムなどを開催。相互の連携を強化している。