広島国際大学で学生報告会
広島国際大学東広島キャンパスでこのほど、リハビリテーション支援学科義肢装具学専攻学生による「ルワンダでの中古義肢パーツ活用状況報告会」が開かれた。同学科では、義肢装具学を学ぶ学生が主体となり、2015年に「義肢パーツ再生プロジェクト」を設立。使用されなくなった中古義肢を譲り受けた後、メンテナンスを施し、必要とする国の人々に届けている。
報告会ではアフリカのルワンダからNGO団体「ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」代表のルダシングワ夫妻を招き、昨年2月に寄付した義肢の活用状況が報告された。
同団体は内戦後のルワンダで、義肢を必要とする人々に無償で提供する活動をしている。
報告会終了後には、夫妻とプロジェクトメンバーで新たにメンテナンスを施した中古義肢パーツを選定。夫妻が2月末に帰国する際に、ルワンダへ持ち帰る。
(山名)