広島大学の学生2人が、東広島市の「地域マイスター留学」を使い、市内の企業2社で就業体験を行った。地域マイスター留学は、大学生が市内の企業で就労体験を行い、その後その企業の広報部員として年度末までインターネットやイベントなどで会社のPRを行うもの。学生に東広島の企業の魅力を知ってもらい、就職率アップにつなげるのが目的で今年度から始まった。
体験したのは、広島大学総合科学部3年の長尾沙也加さんと同大工学研究科2年の芦田洋一郎さん。夏休みを利用して9月に約10日間、水力発電設備製造の同市八本松町原のイームル工業で就業体験を行った長尾さんは、「この体験を就職活動に生かせるようにしたい」と笑顔で話した。 (西村)