東日本大震災の被災地で復興ボランティアを続けてきた広島大の学生団体「OPERATION(オペレーション)つながり」が3月21日、活動にひと区切りをつける「解散式」を開いた。
これまで活動に参加した卒業生や支援者など61人が集う中、震災復興ボランティア事業部長の教育学部4年の笠井礼志さん(23)たちが活動の歩みなどを報告。2011年9月から今年2月まで12回、延べで約270人の学生が宮城県を中心に活動、仮設住宅で被災者と交流会を開くなど心の交流を続け、信頼関係を築いてきた。
解散式後は仮設住宅で仲良くなった被災者から届けられた宮城県産のお米と、宮城県産の献上海苔で作ったおにぎりをほおばりながら、5年間の活動の思い出などを語り合った。OB・OG会の発足も決定した。