金属3Dプリンターの技術や活用法を学ぶ 近大工学部がセミナー
2015.08.19
東広島市高屋うめの辺の近畿大学工学部はこのほど、金属3Dプリンターの技術を紹介する「第1回次世代ものづくり技術セミナー」を行った。企業関係者に最先端の技術や活用方法について知ってもらい、産業の活性化を図ることが狙い。企業の技術者や工学部の学生ら116人が参加した。
3Dプリンターを活用している3企業の担当者が講演し、自動車部品の製造やインプラント部品の製造などへの応用について説明した。
同大の次世代基盤技術研究所が導入している金属3DプリンターはドイツのSLM社製の最新型で、講演後には見学会が行われた=写真。
同大の京極秀樹教授は「東広島市はものづくりが盛んな地域。金属3Dプリンターについて知ってもらうことで地域の産業の発展に寄与できれば」と話していた。(小林)