「大学は大学生だけが行く場所」なんて思っていませんか?
実は東広島の各大学では地域住民を対象にしたさまざまな取り組みを行っているそう…!
その一部をご紹介🙌
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広島大学は、2019年度に「地域の元気応援プロジェクト」を実施していました。学生・教員・県内の地域団体の3者でチームを組み、地域活性化を目指す取り組みに、広島大が50万円を限度額に助成するという内容でした。
11件の応募があり、8件を採択しました。2020年2月まで活動に取り組み、3月に報告会を行ったそうです。
東広島市関連のプロジェクトは、志和町のものづくりスペース「つくれば工房」が、 統合生命科学研究科の彦坂暁准教授たちと連携。志和堀の古民家図書室ほたる荘と、併設する蔵を改修したものづくりスペースをハブとして、地域と大学を結び、世代を超えた学びの拠点をつくることを目指しています。
具体的には、IT/ⅠoT技術を実践的に学べる環境の整備や、子どもたちが遊んで学べるスペースづくり、サイエンス&テクノロジーワークショップの開催などに取り組んだそうです。
広島国際大学は、市民を対象にした「広国市民大学」を開講しており、「こども未来コース(応用編)」では、2019年度、30~50代の40人が入学。全12回の講座を通して、子どものやる気を育てるメカニズムや思春期に寄り添った上手な対応の仕方などを学んでいく。
2019年9月25日に行われた5回目の講座では「思春期の〝厄介さ〟は〝こころ〟の厄介さ」がテーマでした。広国市民大学の吉川眞学長が、実例を挙げながら、家族のあり方 や思春期の乗り越え方などについて話した。
3児の母親の西条町下三永の主婦は「毎回学ぶことが多く、子どもや夫に対する言葉掛けに気を付けるようになった。何より、自分の時間を活用できてリフレッシュしている」と笑顔だったそう。
広島国際大学が2019年2月に開設した「しあわせ健康センター」では、医師や理学療法士、言語聴覚士などの専門の資格を持つ27人の教員が、介護予防や認知症予防、子育て支援など、地域の人たちの健康に関する相談に無料で応じています。
利用者の80代女性は「自立した生活を長く続けて、いつまでも在宅で過ごせるように」と週1回のペースでセンターに通っています。
総合リハビリテーション学部の木藤伸宏教授は
「相談者に合わせたトレーニングを提案しています。初回にじっくりと時間をかけたカウ ンセリングを行い、相談者がどういった問題を抱えているのかをまず理解した上で、治療が必要かどうか、その場合何科を受診すべきなのか、などをアドバイスしています。痛みや筋力低下の背後には基礎的な疾患が潜んでいることも。まずは気軽に相談を」とのこと。
利用者は「親切で丁寧に指導してくださるので、安心して続けることができる」と笑顔でした😊
電話番号は同大総合リハビリテーション学部事務室0823(70)4851(平日9時~17時受付)。
大阪、奈良、和歌山、広島、福岡の1府4県にわたって6キャンパスある近畿大学。
「規模の大きな大学のため工学部が広島にあることを知らずに受験する生徒も多い」という悩みから、近大工学部は近大マグロがロボット化した「マグロボ」というキャラクターを作り、工学部が広島県にあることをアピールしています。
マグロボが登場する動画を作成し、2019年7月からテレビCMを放送したり、インターネットで公開しています。
現役の学生や、近大の附属高校生らが出演し、広島市のマツダスタジアムや東広島のキャンパスで撮影。本格的なCGを使っており、映画さながらの仕上がりです!🎥✨
他学部の生徒からも「インパクトが強い!」などと、好評でした。
マグロボを発進させるのは近大工学部の6学科のメンバー。ものづくりや技術者の格好良さを若者に伝えることもこの動画の狙いだそうです。
東広島市高屋うめの辺にある近畿大学工学部は、キャンパス内に宅配便の受け取りと発送ができるロッカーを設置しており、学生たちにも大好評!
「PUDO(プドー)ステーション」というロッカーで、B館渡り廊下に設置されています。ヤマト運輸の会員制サービス(無料)に登録すると、ここのロッカーを指定した発送や受け取りの手続きがパソコンやスマートフォンで簡単にできちゃいます📲
利用時間は8時~20時。
ロッカーを利用したことのある化学生命工学科の生徒は「対面せずに発送・受け取りできるのがとても便利」とのこと。
地域住民も利用することができ、担当者は「気軽に利用してください」と呼び掛けています。
地域住民が利用する場合は、
杵原中央の交差点から近大通りへ上がり、最初の四つ角を左折
↓
来客者駐車場の案内看板とおりに右折しゲートをくぐる
↓
コンビニ手前にある来客者駐車場へ駐車
駐車券は守衛室にて処理してもらえるので駐車料金もかかりません。
学生でなくても使える設備・講座があるんですね!✨
施設を利用される地域の方と交流できる機会に繋がるかもしれませんね。
※プレスネット2019年10月24日号より掲載
投稿者名: プレスネット