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CAMPUS
広島大学外国語教育研究センター助教 山内勝弘さん

【広島大学の若手研究者】楽しみながら英語で伝える力を養う

2025.11.25

プレスネットでは、広島大学の若手研究者に着目しその研究内容についてインタビューしています!🎤

今回お話を聞いたのは

広島大学外国語教育研究センター助教
山内 勝弘さん

広島大学外国語教育研究センター助教 山内勝弘さん

専門は英語教育学の研究

■教育者・研究者をめざすきっかけ

 英語教師だった祖父の影響で、小さい頃から英語の教師に憧れていました。ハワイ大学への留学では、多読研究の第一人者の授業を受けて大きな刺激を受け、さらに別の研究者から自分の研究を高く評価していただいたことが、大きなきっかけとなりました。

■専門分野

 専門は英語教育学で、英語多読とビブリオバトルを組み合わせた学習法に焦点を当てた研究をしています。英語多読とは、辞書を使わずに自分のレベルに合った英文を「たくさん」「楽しく」読む学習法で、速読力や語彙力、英語を日本語に介さず英語のまま理解する能力を育てます。
 授業では、学生が多読した本の魅力を英語で3分間紹介し、質疑応答や投票を行う「ミニ・ビブリオバトル」を実践し、楽しみながら英語で伝える力を養い、コミュニケーションの活性化にもつながっています。

北海道で行われた多読国際学会で、海外の研究者向けにビブリオバトルのワークショップを行っている山内助教(中央)
(写真1)北海道で行われた多読国際学会で、海外の研究者向けにビブリオバトルのワークショップを行っている山内助教(中央)

■成果

 英語多読とビブリオバトルを組み合わせた研究発表や、国際学会でのワークショップ開催(写真1)などの活動が評価され、「Bibliobattle of the Year(ビブリオバトル・オブ・ザ・イヤー )2023」で新人賞を受賞しました。自分の研究の方向性が間違っていなかったと思えて、とてもうれしく光栄でしたね。

■教育・研究の魅力とやりがい

 研究で得られた知見を教育に生かし、教育の中で得た気づきを研究に還元できることが魅力です。研究成果を論文などで発表することで、多くの人に伝え社会へ貢献できます。また、学会では同じ分野の研究者と出会い、互いに刺激を受けながら研究の幅を広げていけるのも大きな魅力です(写真2)。

山内助教(左)が、全国語学教育学会(JALT)で、ハワイ大学に交換留学時の研究仲間と再会
(写真2)山内助教(左)が、全国語学教育学会(JALT)で、ハワイ大学に交換留学時の研究仲間と再会

■英語を学びたい人へ

 英語学習は、絵本などやさしい本から始め、楽しく続けることが大切です。「ロビンソン・クルーソー」などを簡単にした多読用の「段階別図書(グレイディッド・リーダーズ)」は、レベル別に読書力を高めることができるように、単語や文法などが調整されています。 電子書籍(有料)や広島大学の図書館でも読むことができます。

(日川)

PROFILE
 1987年鹿児島県生まれ。広島大学大学院修了後、8年間福岡の私立高校で教鞭につく。私立大学での教職を経て、2021年4月より現職。博士(教育学)。主に大学1年生を対象に英語を教えている。

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