もう終わった人もいると思いますが、大学院入試を控えている人も多いのではないでしょうか?
学部生と大学院生って何が違うの?と思う人もいると思います(私も実際そうでした笑)
今のうちに大学院生活をイメトレしておきましょう!!
今回は、文系大学院生のありすが、「学部生と大学院生の違い」をご紹介します!
※この記事は個人の見解によるものです。
Contents
まずは、大学院生の基本知識からおさらいしましょう!
大学院には、博士課程前期、後期があります。
前期がいわゆる修士(Master)にあたり基本的に2年間在籍します。後期が博士(Doctor)で3年間在籍します。
修士だけで修了し、就職することも可能です。
修了要件として、必要単位の取得と修士・博士論文の提出があります。
広島大学の大学院では、大学院全体での共通科目、専攻内での専門分野科目、非専門分野科目の単位の取得などが求められています。
学部生時代は、ギリギリまで自主休講チャレンジをしたり、授業中居眠りをしたりしていた人もいるのではないでしょうか?
大学院生はそんなことはできません!(泣)
もちろん、研究をするために大学院に入っているので当たり前と言えば当たり前ですが…
授業はほとんどが少人数制でディスカッション形式。授業中一回は必ず意見を求められるので、授業の内容についていく必要があります。
そのため、予習復習は欠かせません!
私は、人生で初めて予習復習というものをしました(*_*)
また、テストはありませんが、プレゼン発表やA42枚程度のレポート課題があります。正直テストの方が楽でした…
大学院生は思ったより時間がありません!!
論文を提出するまでの2年間常に研究に追いかけられます。
もちろん夏休みも春休みも研究です!!!
そして1年生は単位取得のために、授業が意外とあります!レベル感で言うと学部2年生の授業の多さぐらいです。
さらに、人によってはTAをしたり、就活をしたりということもあります。
そのため、学部生時代よりもサークルやバイトへの時間が減ると言う人も多いと思います。
授業は大変ですが、単位数は授業を詰め込めば1年生の夏休み前までにほとんど取得できます。その後から研究さえ進めれば比較的自由に時間を過ごせます。
学部生のときは、単位が足りないときや卒業論文の進み具合など何かにおいてチューターや支援室の方が気にしてくれたときもあったのではないでしょうか?
学部生は自由度が増しただけで、高校と同じようにかなり周りの大人から守られていたように感じます。
もちろん、大学院生になったら誰も助けてくれないわけではないのですが、自ら相談をしない限りは基本的に自己管理・自己責任になります。
提出物や重要事項のリマインドなんてものは、ほとんどありません!
そして、できなかったらかなり厳しいです!
学部時代だったら、「わかりません」、「忘れていました」で大目に見られていたことも、大学院生になると厳しく指導される、またはできない人だと放っておかれます。
大学院に入るのも社会に出ることと変わりなく甘くありません。ただ、いきなり就職するよりもゆっくりと社会マナーを学んで就職準備ができるというメリットもあります。
大学院生は、思ったより大変だという意見を周りでもよく聞きます。
大変さばかり紹介しましたが、もちろん社会人までのモラトリアム期間でもあるので、楽しいときもたくさんあります!!
この記事が、大学院に行こうか就職をしようか迷っている方のお役に立てれば嬉しいです!
おしまい。
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投稿者名: ありす